Panasonic

バリアブルフレームレート(VFR)記録機能/スーパースロー記録機能

再生するフレームレートと異なるフレームレートで撮影することによって、滑らかなスローモーション、クイックモーション映像を撮影できます。


character_bullet-largeバリアブルフレームレート(VFR)

character_bullet-largeスーパースロー


バリアブルフレームレート(VFR)

2 fpsから最大60 fpsまでのハイスピード撮影ができます。


character_diamondメニュー選択して設定する

  1. [システム]メニュー character_arrow [システム周波数]/[ファイルフォーマット]/[記録フォーマット]で、記録映像の解像度とコーデック、および基準フレームレートとなる周波数を選択する。

設定によって、ハイスピード撮影できるフレームレートの範囲が変わります。

bullet02設定できる組み合わせについて(character_referenceバリアブルフレームレート記録に設定できる記録フォーマット

  1. [シーンファイル]メニュー character_arrow [VFR] character_arrow [入]を選択する。

bullet02USERボタンでも設定できます。(character_referenceUSERボタンへの機能の割り当て

  1. [シーンファイル]メニュー character_arrow [フレームレート]で撮影状況に合わせてフレームレートを設定する。

  1. RECボタンを押す。

バリアブルフレームレート記録が開始されます。


character_diamondマルチダイヤルで設定する

  1. [システム]メニュー character_arrow [システム周波数]/[ファイルフォーマット]/[記録フォーマット]で、記録映像の解像度とコーデック、および基準フレームレートとなる周波数を選択する。

  1. [シーンファイル]メニュー character_arrow [VFR] character_arrow [入]を選択する。

  1. マルチダイヤルを回して[imageicon_operation_icon FRAME RATE]を表示させる。

  1. マルチダイヤルを押す。

フレームレート表示がオレンジ色にハイライトされます。

  1. マルチダイヤルを回してフレームレートを選択する。

  1. マルチダイヤルを押す。

表示している値に設定を変更して終了します。

〈EXIT〉ボタンを押すと、設定を変更せずに終了します。

  1. RECボタンを押す。

バリアブルフレームレート記録が開始されます。


character_diamondバリアブルフレームレート記録に設定できる記録フォーマット

[ファイルフォーマット]

[MOV]

bullet02[システム]メニュー character_arrow [システム周波数] character_arrow [59.94Hz]のとき

[記録フォーマット]

選択できるフレームレート(fps)

音声記録ができるフレームレート(fps)

[2160-59.94p/420LongGOP 150M]

2~60

60

[2160-59.94p/HEVC LongGOP 200M]

[2160-59.94p/HEVC LongGOP 100M]

[2160-29.97p/420LongGOP 100M]character_asterisk

30

[2160-29.97p/HEVC LongGOP 150M]

2~30

30

[2160-29.97p/422LongGOP 150M]

[2160-23.98p/420LongGOP 100M]character_asterisk

2~60

24

[2160-23.98p/HEVC LongGOP 150M]character_asterisk

2~30

24

[2160-23.98p/422LongGOP 150M]character_asterisk

[1080-59.94p/422LongGOP 100M]

2~60

60

[1080-59.94p/422ALL-I 200M]

[1080-29.97p/422LongGOP 50M]character_asterisk

30

[1080-29.97p/422ALL-I 100M]character_asterisk

[1080-23.98p/422LongGOP 50M]character_asterisk

24

[1080-23.98p/422ALL-I 100M]character_asterisk


bullet02[システム]メニュー character_arrow [システム周波数] character_arrow [50.00Hz]のとき

[記録フォーマット]

選択できるフレームレート(fps)

音声記録ができるフレームレート(fps)

[2160-50.00p/420LongGOP 150M]

2~50

50

[2160-50.00p/HEVC LongGOP 200M]

[2160-50.00p/HEVC LongGOP 100M]

[2160-25.00p/420LongGOP 100M]character_asterisk

25

[2160-25.00p/HEVC LongGOP 150M]

2~25

25

[2160-25.00p/422LongGOP 150M]

[1080-50.00p/422LongGOP 100M]

2~50

50

[1080-50.00p/422ALL-I 200M]

[1080-25.00p/422LongGOP 50M]character_asterisk

25

[1080-25.00p/422ALL-I 100M]character_asterisk

  1. スローモーション撮影ができる記録フォーマット


character_diamondフレームレートと効果

[記録フォーマット]

選択できるフレームレート(fps)

[2160-29.97p/420LongGOP 100M]

2~28

30

32~60

[2160-23.98p/420LongGOP 100M]

2~22

24

26~60

[2160-23.98p/HEVC LongGOP 150M]

26~30

[2160-23.98p/422LongGOP 150M]

[1080-29.97p/422LongGOP 50M]

2~28

30

32~60

[1080-29.97p/422ALL-I 100M]

[1080-23.98p/422LongGOP 50M]

2~22

24

26~30

[1080-23.98p/422ALL-I 100M]

[2160-25.00p/420LongGOP 100M]

2~23

25

27~50

[1080-25.00p/422LongGOP 50M]

[1080-25.00p/422ALL-I 100M]

再生時の効果

クイックモーション

(数値が小さいほど速い)

標準

スローモーション

(数値が大きいほど遅い)

音声記録

なし

あり

なし


character_diamond実際に記録されるフレームレート

画面に表示されるフレームレートと実際に記録されるフレームレートには若干の誤差があります。

次のフレームレートで記録されます。(画面に表示されるフレームレート(実際に記録されるフレームレート))

bullet02[システム]メニュー character_arrow [システム周波数] character_arrow [59.94Hz]のとき

2fps(2.00 fps)

12fps(11.99 fps)

15fps(14.99 fps)

20fps(19.98fps)

22fps(21.93 fps)

24fps(23.98 fps)

26fps(26.22 fps)

28fps(27.97 fps)

30fps(29.97 fps)

32fps(32.11 fps)

34fps(33.72 fps)

36fps(35.96 fps)

45fps(44.96 fps)

48fps(47.95 fps)

60fps(59.94 fps)


bullet02[システム]メニュー character_arrow [システム周波数] character_arrow [50.00Hz]のとき

2fps(2.00 fps)

12fps(12.50 fps)

21fps(20.83 fps)

23fps(23.15 fps)

25fps(25.00 fps)

27fps(27.17 fps)

30fps(30.00 fps)

37fps(36.76 fps)

50fps(50.00 fps)



スーパースロー

120 fps/100 fpsのハイスピード撮影ができます。

  1. [システム]メニュー character_arrow [システム周波数]/[ファイルフォーマット]/[記録フォーマット]で、記録映像の解像度とコーデック、および基準となるフレームレートを選択する。

bullet02次の項目を選択してください。

[システム周波数]

[ファイルフォーマット]

[記録フォーマット]

[59.94Hz]

[MOV]

[1080-59.94p/422LongGOP 100M]

[1080-29.97p/422LongGOP 50M]

[1080-23.98p/422LongGOP 50M]

[50.00Hz]

[1080-50.00p/422LongGOP 100M]

[1080-25.00p/422LongGOP 50M]

  1. [システム]メニュー character_arrow [スーパースロー] character_arrow [入]を選択する。

bullet02USERボタンでも設定できます。(character_referenceUSERボタンへの機能の割り当て

  1. RECボタンを押す。

スーパースロー記録が開始されます。


character_diamondフレームレートと効果

[記録フォーマット]のフレームレートによって、再生時のスローモーション効果が変わります。

[記録フォーマット]のフレームレート

再生時のスローモーション効果

59.94p、50.00p

1/2倍速

29.97p、25.00p

1/4倍速

23.98p

1/5倍速


character_diamond実際に記録されるフレームレート

[システム]メニュー character_arrow [システム周波数] character_arrow [59.94Hz]のときは、スーパースロー記録のフレームレートと実際に記録されるフレームレートには若干の誤差があります。

画面表示

実際に記録されるフレームレート

[S.SLOW120]

119.88 fps


(バリアブルフレームレート記録/スーパースロー記録について)

bullet02次の場合は設定できません。

– [ファイルフォーマット]、[記録フォーマット]を対応していない項目に設定時

– 顔検出/追尾AE&AF機能の使用時

bullet02[カメラ]メニュー character_arrow [スイッチ] character_arrow [AF速度設定]と[AF追従設定]は[0]で動作します。

bullet02[記録]メニュー character_arrow [TC/UB] character_arrow [フリーラン/レックラン]は[レックラン]に固定されます。

bullet02次の機能は解除されます。

– ダイナミックレンジストレッチャー機能(character_referenceダイナミックレンジストレッチャー機能

– フラッシュバンド補正機能(character_referenceフラッシュバンド補正(FBC)機能

– プリレック(character_referenceプリレック

– [2スロット機能](character_referenceリレー記録デュアルコーデック記録 [X2]

– インターバル記録(character_referenceインターバル記録

– [ハイブリッドO.I.S.](character_referenceハイブリッド手ブレ補正機能の有効/無効の切り換え


bullet02バリアブルフレームレート記録/スーパースロー記録のフレームレートより遅いシャッタースピードに調整できません。

bullet02記録を開始してから10時間を超えると、記録を一度停止します。数秒後、自動的に記録が再開されます。

– ハイスピード(スローモーション)撮影の場合は、記録フォーマットのフレームレートとバリアブルフレームレートの比率によって、記録時間は10時間よりも短くなります。[記録フォーマット]のフレームレートを23.98p、[シーンファイル]メニュー character_arrow [フレームレート]を[48fps]に設定しているときは、約5時間で記録が停止します。

bullet02記録開始直後に記録を停止しても、記録が停止するまでに時間がかかる場合があります。

59.94pの記録フォーマット、[シーンファイル]メニュー character_arrow [フレームレート]を[2fps]に設定しているときは、記録後のクリップ長が1秒になるまで、最長30秒間記録が継続されます。

bullet02同時に使用できない記録機能があります。 (character_reference同時に使用できない記録機能について


(バリアブルフレームレート記録について)

bullet02バリアブルフレームレート記録では、音声の記録はできません。ただし、設定したフレームレートが[記録フォーマット]のフレームレートと同じときは、音声も記録されます。

bullet02[スーパースロー]が[入]の場合、バリアブルフレームレート記録を設定できません。

bullet02フレームレートの設定を変更する場合に画面が乱れたり、暗くなったりすることがあります。

bullet02記録中にフレームレートの変更はできません。

bullet02低フレームレート設定で撮影時に、映像変化に追従しにくい場合があります。そのときはアイリス、フォーカス、ホワイトバランスモードをマニュアル設定で使用してください。


(スーパースロー記録について)

bullet02スーパースロー記録では、音声の記録はできません。

bullet02[スーパースロー]が[入]の場合、次の操作をすると本機を再起動します。

– [ファイルフォーマット]、[記録フォーマット]を対応していない項目に変更した場合