[シーンファイル]メニュー
カメラ映像の細かな画質調整を設定します。
このメニューは、サムネール画面が表示されているときは、設定できません。
工場出荷値について(
シーンファイルの工場出荷値について)
[ファイル選択]
シーンファイル(1~6)を選択します。各シーンファイルに、お好みの映像設定を保存できます。撮影状況に合わせて、シーンファイルを切り換えてください。
設定できる項目は、次のとおりです。
(をお使いの場合)
[F1:]、[F2:FLUO]、[F3:SPARK]、[F4:STILL]、[F5:CINE]、[F6:HLG]
(をお使いの場合)
[F1:]、[F2:FLUO]、[F3:SPARK]、[F4:STILL]、[F5:CINE]、[F6:]
-
[シーンファイル]メニュー
[ファイル選択]
設定したいシーンファイルを選択する。
操作アイコン画面でシーンファイルを選択することもできます。
-
(映像設定を変更する場合)
[シーンファイル]メニューの設定を変更する。
選択しているシーンファイルに、次のメニュー設定を保存できます。([VFR]~[AEレベル効果])
– [VFR]
– [フレームレート]
– [シンクロスキャン]
– [シンクロスキャン設定]
– [マスターディテール]
– [ディテールコアリング]
– [Vディテールレベル]
– [スキントーンディテール]
– [スキントーンディテール効果]
– [RBゲインコントロール設定]
– [クロマレベル]
– [クロマ位相]
– [マトリックス]
– [カラーコレクション]
– [マスターペデスタル]
– [ガンマモード選択]
– [ガンマ設定]
– [ニー設定]
– [ホワイトクリップ設定]
– [DRS]
– [DRS効果]
– [NRコントロール]
– [AEレベル]
– [AEレベル効果]
お買い上げ時の各シーンファイルの設定
をお使いの場合
F1: |
標準の撮影に適した設定 |
F2:FLUO |
蛍光灯の特性を考慮した撮影(屋内など)に適した設定 |
F3:SPARK |
解像度、色合い、コントラストにめりはりをつけた撮影に適した設定 |
F4:STILL |
デジタルスチルカメラの画質トーンのシーンファイルを適用できます |
F5:CINE |
ハイライト部の階調を重視した映画感覚の撮影に適した設定 |
F6:HLG |
ダイナミックレンジ重視の撮影に適した設定 |
をお使いの場合
F1: |
標準の撮影に適した設定 |
F2:FLUO |
蛍光灯の特性を考慮した撮影(屋内など)に適した設定 |
F3:SPARK |
解像度、色合い、コントラストにめりはりをつけた撮影に適した設定 |
F4:STILL |
デジタルスチルカメラの画質トーンのシーンファイルを適用できます |
F5:CINE |
ハイライト部の階調を重視した映画感覚の撮影に適した設定 |
F6: |
標準の撮影に適した設定 |
|
[ファイル名編集]
シーンファイルメニューで選択されているシーンファイルの名前を編集します。(最大8文字)
設定方法について(
シーンファイル名の変更)
[ロード/セーブ/初期化]
現在のシーンファイル番号(1~6のうちの1つ)に割り当てられたシーンファイルの設定値を、読み込み/保存/初期化します。
[ロード] |
本機内のメモリーに保存されたシーンファイルを選択して読み込みます。 |
[セーブ] |
現在の設定値を、タイトルとファイル番号を指定してシーンファイルとして本機内のメモリーに保存します。 |
[初期化] |
選択しているシーンファイル(1~6)を工場出荷時の状態に初期化します。 |
設定方法について(
シーンファイルの保存、シーンファイルの初期化)
[VFR]
バリアブルフレームレート(VFR)の有効/無効を設定します。
USERボタンに[VFR]を割り当てている場合、USERボタンの操作で[入]/[切]の切り換えができます。
設定できる項目は、次のとおりです。
[入]、[切]
[フレームレート]
[VFR]が[入]のときに、撮影の間隔および露光時間を切り換えます。
設定できる項目は、次のとおりです。
([システム]メニュー [システム周波数]
[59.94Hz]のとき)
[60fps]、[48fps]、[45fps]、[36fps]、[34fps]、[32fps]、[30fps]、[28fps]、[26fps]、[24fps]、[22fps]、[20fps]、[15fps]、[12fps]、[2fps]
([システム]メニュー [システム周波数]
[50.00Hz]のとき)
[50fps]、[37fps]、[30fps]、[27fps]、[25fps]、[23fps]、[21fps]、[12fps]、[2fps]
[シンクロスキャン]
シンクロスキャンシャッターの有効/無効を設定します。
設定できる項目は、次のとおりです。
[入]、[切]
[シンクロスキャン設定]
テレビ画面を撮影するときなどに使用するシンクロスキャンシャッターのスピードを表示します。
設定できる項目は、次のとおりです。
記録フォーマットのフレームレート |
設定値 |
59.94p/59.94i |
[1/60.0]…[1/249.6] |
29.97p |
[1/30.0]…[1/249.8] |
23.98p |
[1/24.0]…[1/249.7] |
50.00p/50.00i |
[1/50.0]…[1/250.0] |
25.00p |
[1/25.0]…[1/250.0] |
– 〈AUTO/MANU〉スイッチを〈MANU〉にする – マニュアルシャッターモードにする – [シーンファイル]メニュー – フラッシュバンド補正機能を無効にする |
[マスターディテール]
全体的なディテール効果のレベルを設定します。
設定できる項目は、次のとおりです。
[−31]…[+31]
[ディテールコアリング]
ディテール効果を働かせないようにする信号(ノイズを含む)のレベルを設定します。
設定できる項目は、次のとおりです。
[0]…[61]
[Vディテールレベル]
垂直方向のディテールレベルの強弱を設定します。
設定できる項目は、次のとおりです。
[−7]…[+7]
[スキントーンディテール]
人物の肌をより滑らかに撮影できます。
設定できる項目は、次のとおりです。
[入]、[切]
|
[スキントーンディテール効果]
スキントーンディテールの効果レベルを設定します。
設定できる項目は、次のとおりです。
[0]…[31]
[RBゲインコントロール設定]
ホワイトバランスを「プリセット」または「Ach」、「Bch」に設定した場合の色合いを調整します。
ホワイトバランス調整/ブラックバランス調整を行ったときに、設定内容を保持するかどうかを切り換えることもできます。
[Rゲイン AWBプリセット]
ホワイトバランス「プリセット」のRchゲイン(赤色の強弱)を設定します。
設定できる項目は、次のとおりです。
[−200]…[+200]
[Bゲイン AWBプリセット]
ホワイトバランス「プリセット」のBchゲイン(青色の強弱)を設定します。
設定できる項目は、次のとおりです。
[−200]…[+200]
[Rゲイン AWB A]
ホワイトバランス「Ach」のRchゲイン(赤色の強弱)を設定します。
設定できる項目は、次のとおりです。
[−200]…[+200]
[Bゲイン AWB A]
ホワイトバランス「Ach」のBchゲイン(青色の強弱)を設定します。
設定できる項目は、次のとおりです。
[−200]…[+200]
[Rゲイン AWB B]
ホワイトバランス「Bch」のRchゲイン(赤色の強弱)を設定します。
設定できる項目は、次のとおりです。
[−200]…[+200]
[Bゲイン AWB B]
ホワイトバランス「Bch」のBchゲイン(青色の強弱)を設定します。
設定できる項目は、次のとおりです。
[−200]…[+200]
[AWB A ゲインオフセット]
ホワイトバランス「Ach」でオートホワイトバランスを行ったときの、RchゲインとBchゲインの値を設定します。
[入] |
[Rゲイン AWB A]と[Bゲイン AWB A]で設定した値を保持したままにします。 |
[切] |
RchゲインとBchゲインの値を[0]にします。 |
[AWB B ゲインオフセット]
ホワイトバランス「Bch」でオートホワイトバランスを行ったときの、RchゲインとBchゲインの値を設定します。
[入] |
[Rゲイン AWB B]と[Bゲイン AWB B]で設定した値を保持したままにします。 |
[切] |
RchゲインとBchゲインの値を[0]にします。 |
[クロマレベル]
信号と
信号のクロマレベルを設定します。
設定できる項目は、次のとおりです。
[−99%]…[+99%]、[切]
[クロマ位相]
信号と
信号のクロマ位相の微調整を行います。
設定できる項目は、次のとおりです。
[−31]…[+31]
[マトリックス]
[マトリックスタイプ]
マトリックステーブルを選択して、撮影時の色を表現します。
[標準1] |
屋外やハロゲンランプの光源で撮影するときに適した色を表現します。 |
[標準2] |
[標準1]より鮮やかな色を表現します。 |
[蛍光灯] |
蛍光灯下の屋内で撮影するときに適した色を表現します。 |
[シネマライク] |
映画感覚の撮影をするときに適した色を表現します。 |
[スチルライク] |
デジタルスチルカメラの画質トーンの色を表現します。 |
[アダプティブマトリックス]
撮影状況に応じてリニアマトリックスを抑制する機能の有効/無効を切り換えます。
USERボタンに[アダプティブマトリックス]を割り当てている場合、USERボタンの操作で[入]/[切]の切り換えができます。
設定できる項目は、次のとおりです。
[入]、[切]
[カラーコレクション]
色の彩度と位相について設定します。16分割した色相に対して、個別に設定できます。
[R]
[彩度] |
赤の色飽和度を補正します。 |
[位相] |
赤の色相を補正します。 |
設定できる項目は、次のとおりです。
[−63]…[+63]
[R-R-Mg]
[彩度] |
赤と「赤、マゼンタ間」の間の色飽和度を補正します。 |
[位相] |
赤と「赤、マゼンタ間」の間の色相を補正します。 |
設定できる項目は、次のとおりです。
[−63]…[+63]
[R-Mg]
[彩度] |
赤とマゼンタの間の色飽和度を補正します。 |
[位相] |
赤とマゼンタの間の色相を補正します。 |
設定できる項目は、次のとおりです。
[−63]…[+63]
[Mg]
[彩度] |
マゼンタの色飽和度を補正します。 |
[位相] |
マゼンタの色相を補正します。 |
設定できる項目は、次のとおりです。
[−63]…[+63]
[Mg-B]
[彩度] |
マゼンタと青の間の色飽和度を補正します。 |
[位相] |
マゼンタと青の間の色相を補正します。 |
設定できる項目は、次のとおりです。
[−63]…[+63]
[B]
[彩度] |
青の色飽和度を補正します。 |
[位相] |
青の色相を補正します。 |
設定できる項目は、次のとおりです。
[−63]…[+63]
[B-Cy]
[彩度] |
青とシアンの間の色飽和度を補正します。 |
[位相] |
青とシアンの間の色相を補正します。 |
設定できる項目は、次のとおりです。
[−63]…[+63]
[Cy]
[彩度] |
シアンの色飽和度を補正します。 |
[位相] |
シアンの色相を補正します。 |
設定できる項目は、次のとおりです。
[−63]…[+63]
[Cy-G]
[彩度] |
シアンと緑の間の色飽和度を補正します。 |
[位相] |
シアンと緑の間の色相を補正します。 |
設定できる項目は、次のとおりです。
[−63]…[+63]
[G]
[彩度] |
緑の色飽和度を補正します。 |
[位相] |
緑の色相を補正します。 |
設定できる項目は、次のとおりです。
[−63]…[+63]
[G-Yl]
[彩度] |
緑と黄の間の色飽和度を補正します。 |
[位相] |
緑と黄の間の色相を補正します。 |
設定できる項目は、次のとおりです。
[−63]…[+63]
[G-Yl-Yl]
[彩度] |
「緑、黄間」と黄色の間の色飽和度を補正します。 |
[位相] |
「緑、黄間」と黄色の間の色相を補正します。 |
設定できる項目は、次のとおりです。
[−63]…[+63]
[Yl]
[彩度] |
黄の色飽和度を補正します。 |
[位相] |
黄の色相を補正します。 |
設定できる項目は、次のとおりです。
[−63]…[+63]
[Yl-Yl-R]
[彩度] |
黄と「黄、赤間」の間の色飽和度を補正します。 |
[位相] |
黄と「黄、赤間」の間の色相を補正します。 |
設定できる項目は、次のとおりです。
[−63]…[+63]
[Yl-R]
[彩度] |
黄と赤の間の色飽和度を補正します。 |
[位相] |
黄と赤の間の色相を補正します。 |
設定できる項目は、次のとおりです。
[−63]…[+63]
[Yl-R-R]
[彩度] |
「黄、赤間」と赤の間の色飽和度を補正します。 |
[位相] |
「黄、赤間」と赤の間の色相を補正します。 |
設定できる項目は、次のとおりです。
[−63]…[+63]
[マスターペデスタル]
マスターペデスタルを設定します。
設定できる項目は、次のとおりです。
[−200]…[+200]
[ガンマモード選択]
ガンマモードを選択します。
-
をお使いの場合に設定できます。
[HD] |
HD(High Definition)用のガンマ特性です。 |
[SD] |
HDガンマよりも暗部のゲインがアップしています。 |
[FILMLIKE1] |
HDガンマに比べ、よりハイライト部の階調を再現できる特性になっています。 |
[FILMLIKE2] |
[FILMLIKE1]に比べ、よりハイライト部の階調を再現できる特性になっています。 |
[FILMLIKE3] |
[FILMLIKE2]に比べ、よりハイライト部の階調を再現できる特性になっています。 |
[CINE-LIKE D] |
コントラスト重視の映画感覚の映像に仕上げるガンマ特性です。 |
[CINE-LIKE V] |
映画感覚の映像に仕上げるガンマ特性です。 |
[STILL LIKE] |
デジタルスチルカメラの画質トーンのガンマ特性です。 |
[HLG] |
ハイブリッドログガンマ(HLG)特性です。 |
[V-Log] |
ポストプロダクション処理を前提としたガンマカーブの設定です。 |
(
– [シーンファイル]メニュー – [シーンファイル]メニュー – [映像出力/LCD/VF]メニュー – [映像出力/LCD/VF]メニュー – [映像出力/LCD/VF]メニュー
– [カメラ]メニュー – [シーンファイル]メニュー – [映像出力/LCD/VF]メニュー – [映像出力/LCD/VF]メニュー – [映像出力/LCD/VF]メニュー |
[ガンマ設定]
[ブラックガンマ]
暗部のガンマカーブを設定します。
[−8]…[−1] |
暗部を圧縮します。 |
[0] |
標準状態 |
[+1]…[+8] |
暗部を伸張します。 |
[ブラックガンマレンジ]
圧縮/伸張を行う上限レベルを設定します。
[1] |
20 %程度 |
[2] |
30 %程度 |
[3] |
40 %程度 |
[ニー設定]
[ニーモード]
白飛びを抑えるために、撮像素子が受光した高輝度の映像信号を圧縮するレベルを設定します。
[オート] |
受光した信号に応じて自動で設定します。 |
[マニュアル] |
[ニーポイント]、[ニースロープ]の設定が反映されます。 |
[切] |
ニー機能を使用しません。 |
[ニーポイント]
ニーポイントの位置設定を0.5 %ステップで行います。
設定できる項目は、次のとおりです。
[70.0%]…[107.0%]
[ニースロープ]
ニーの傾きを設定します。
設定できる項目は、次のとおりです。
[0]…[99]
[HLGニースイッチ]
HLGのニーの動作の有効/無効を切り換えます。
設定できる項目は、次のとおりです。
[入]、[切]
|
[HLGニーポイント]
HLGのニーポイントの位置を設定します。
設定できる項目は、次のとおりです。
[55]…[100]
|
[HLGニースロープ]
HLGのニーの傾きを設定します。
設定できる項目は、次のとおりです。
[0]…[100]
|
[ホワイトクリップ設定]
映像信号のいちばん明るい部分が一定のレベルより高くならないようにする設定をします。
[ホワイトクリップ]
ホワイトクリップ機能の[入]/[切]を選択します。[入]のときに[ホワイトクリップレベル]の設定値が有効になります。
設定できる項目は、次のとおりです。
[入]、[切]
[ホワイトクリップレベル]
ホワイトクリップレベルを設定します。
設定できる項目は、次のとおりです。
[90%]…[109%]
[DRS]
ダイナミックレンジストレッチャー機能の有効/無効を切り換えます。
USERボタンに機能を割り当てている場合、USERボタンの操作で[入]/[切]の切り換えができます。
設定できる項目は、次のとおりです。
[入]、[切]
[DRS効果]
ダイナミックレンジストレッチャー機能の高輝度部の圧縮レベルを設定します。
通常の撮影では白飛びする高輝度な部分の映像信号レベルを圧縮することにより、ダイナミックレンジを拡大できます。
設定できる項目は、次のとおりです。
[1]…[3]
|
[NRコントロール]
ノイズリダクションの設定を変更し、ノイズ低減効果と残像感を調整できます。
[−7]…[−1] |
ノイズリダクションの効果を弱め、残像を軽減します。ノイズは増える傾向にあります。 |
[0] |
標準状態 |
[+1]…[+7] |
ノイズリダクションの効果を強め、ノイズを軽減します。ただし、残像が増えることがあります。 |
[AEレベル]
AEレベル機能の有効/無効を切り換えます。
USERボタンに機能を割り当てている場合、USERボタンの操作で[入]/[切]の切り換えができます。
設定できる項目は、次のとおりです。
[入]、[切]
– マニュアルモード時にアイリス、ゲイン、シャッタースピードがすべてマニュアルに設定されているとき – IR撮影が有効なとき |
[AEレベル効果]
AEレベルが有効なときの、露出補正値を設定します。
「+」方向に設定すると明るくなり、「−」方向に設定すると暗くなります。
設定できる項目は、次のとおりです。
[−2.0EV]…[+2.0EV]
– マニュアルモード時にアイリス、ゲイン、シャッタースピードがすべてマニュアルに設定されているとき – IR撮影が有効なとき |