Panasonic

記録データの取り扱い


character_bullet-largeメモリーカードのフォルダー構造例

character_bullet-largeメモリーカードのボリュームラベルについて

character_bullet-largeMOV形式/MP4形式のビデオデータのフォルダー名について

character_bullet-largeMOV形式/MP4形式のビデオデータのファイル名について

character_bullet-large1枚のメモリーカードに記録できるクリップ数について


メモリーカードのフォルダー構造例

記録データは、さまざまな重要情報が含まれており、次の図のようなフォルダー構造と管理ファイルによって関連付けられています。

これらの情報が一部分でも変更または削除されると、データが認識できなくなったり、記録できなくなったりするなどの不具合が発生することがあります。

other_sdcard_directory_except-p2-r11s0-s1

(A) MOV/MP4形式

(B) AVCHD形式


  1. メモリーカードボリュームラベル

  1. MOV形式のビデオデータ:UHD(3840×2160)、29.97pのMOV(音声:LPCM)

  1. MOV形式のビデオデータ:FHD(1920×1080)、59.94iのMOV(音声:LPCM)

  1. MP4形式のビデオデータ:UHD(3840×2160)、29.97pのMP4(音声:AAC)

  1. MP4形式のビデオデータ:FHD(1920×1080)、59.94pのMP4(音声:AAC)

  1. 管理ファイル1

  1. 管理ファイル2

  1. ビデオデータのサムネール

  1. AVCHD規格のビデオデータ(00000.MTSなど)

  1. 管理用フォルダー


bullet02メモリーカード内のフォルダーやファイルを、パーソナルコンピューターで消去しないでください。本機で読み込むことができなくなることがあります。

bullet02パーソナルコンピューター上でメモリーカード内にデータを記録した場合、本機で認識できなくなったり、記録できなくなったりするなどの不具合が発生することがあります。

bullet02本機で使用するメモリーカードは、必ず本機でフォーマットしてから使用してください。


メモリーカードのボリュームラベルについて

character_diamondファイルフォーマットがMOVまたはMP4のとき

メモリーカードをフォーマットするときに[記録]メニュー character_arrow [クリップ名]で設定した値がCAM INDEX+NEXT CARD COUNTの形式でボリュームラベルに格納されます。格納後、[次のカード番号]は1つ繰り上がります。格納されたCARD COUNTはMOV形式/MP4形式のファイル名のCARD番号にも使用されます。


bullet02CAM INDEX+CARD COUNTがボリュームラベルに格納されていないメモリーカードで記録したときは、自動的に[記録]メニュー character_arrow [クリップ名]で設定した値がボリュームラベルに格納され、[次のカード番号]は1つ繰り上がります。


character_diamondファイルフォーマットがAVCHDのとき

「CAM_SD」がボリュームラベルに格納されます。


MOV形式/MP4形式のビデオデータのフォルダー名について

本機の設定により、フォルダー名の4文字目~8文字目が異なります。

other_mov_folder

  1. フォルダー番号

001~999(連番)

  1. 画素数

R:3840×2160

Y:1920×1080

  1. フレームレート

A:59.94 fps

B:50.00 fps

C:29.97 fps

D:25.00 fps

F:23.98 fps

  1. ビデオフォーマット

P:プログレッシブ記録(MP4、AAC)

Q:プログレッシブ記録(MOV、LPCM)

I:インターレース記録(MP4、AAC)

J:インターレース記録(MOV、LPCM)

  1. 固定値

A

  1. 記録設定

icon_model-x2をお使いの場合)

M:通常記録、サイマル記録(カードスロット1)、デュアルコーデック記録(メイン記録)

S:デュアルコーデック記録(サブ記録)

T:サイマル記録(カードスロット2)


icon_model-x20をお使いの場合)

M:通常記録、サイマル記録(カードスロット1)

T:サイマル記録(カードスロット2)

  1. 記録フォーマット情報


character_diamondフォルダー名が001RAQAMの場合

フォルダーには、次のようなビデオデータが保存されています。

bullet02画素数:3840×2160

bullet02フレームレート:59.94 fps

bullet02ビデオフォーマット:プログレッシブ記録(MOV、LPCM)


MOV形式/MP4形式のビデオデータのファイル名について

次のようなファイル名形式になります。

other_mov_file

  1. CAM INDEX

A~Zまでの大文字いずれか1文字

bullet02カメラごとに割り当てるINDEXです。[記録]メニュー character_arrow [クリップ名] character_arrow [カメラインデックス]で設定します。

  1. CARD番号

001~999

bullet02メモリーカードごとに割り当てられる番号です。メモリーカードのボリュームラベルに格納されたCARD COUNTが割り当てられます。

  1. クリップ番号

C001~C999

bullet02メモリーカード上で、記録ごとに連番で割り当てられる番号です。メモリーカードをフォーマットするとC001に戻ります。また、C999の次もC001に戻ります。

フォルダーが分割された場合やクリップが削除されたときでも、クリップ番号は維持されます。

  1. 日付

記録開始時の西暦下2桁+月2桁+日2桁

  1. シリアル番号から生成されるハッシュタグ

4桁の数字またはアルファベット

  1. ファイル形式

「.MOV」または「.MP4」


bullet02サイマル記録では、カードスロット2のクリップ名はカードスロット1のクリップ名と同じになります。


1枚のメモリーカードに記録できるクリップ数について

ファイルフォーマット

クリップ数

MOV

約4000

bullet02MOVとMP4のクリップ数の合計です。

MP4

AVCHD

約3900

bullet021枚のメモリーカードに複数のファイルフォーマットで記録している場合、上記の表より少なくなります。


character_diamondMOV/MP4のフォルダーについて

フォルダー数、フォルダー番号の上限は999です。途中の番号が空いていても、999に達すると記録禁止になります。

bullet021つのフォルダーに記録できるクリップ数の上限は999個です。999個に達すると、連番が付加されたフォルダーが新しく作成されます。

また、本機の設定が変更され、フォルダー名が変更された場合も、連番が付加されたフォルダーが新しく作成されます。

メモリーカードをフォーマットすると、フォルダー番号は001に戻ります。


character_diamondAVCHDのプレイリストについて

AVCHDで記録した場合、プレイリストが作成されます。1つのプレイリストに記録できるクリップ数の上限は99個です。

bullet02次の場合は、新しいプレイリストが作成されます。

– [記録フォーマット]を変更して記録したとき

– インターバル記録で記録したとき

– 本機で使用したメモリーカードに、他機器を使用して記録したとき

– 1つのプレイリスト内で、クリップの記録時間の合計が11時間30分以上になったとき

bullet02プレイリスト数の上限は900です。900に達すると記録禁止になります。