ワイヤレスフラッシュ撮影
別売のフラッシュライト(DMW-FL580L、DMW-FL360L、DMW-FL200L)を使って、ワイヤレスフラッシュ撮影ができます。3つの発光グループとカメラのホットシューに装着したフラッシュの発光を別々に制御できます。
ワイヤレスフラッシュの設置
ワイヤレスフラッシュのワイヤレス受光部をカメラに向けて設置してください。
設置例
発光グループ(A)、(B)でできる被写体の背景の影を消すために(C)を設置した場合
設置範囲
DMW-FL360L装着時
(D) 5 m
(E) 7 m
設置範囲はカメラを横に構えて撮影する場合の目安です。範囲は周辺の環境により異なります。 ワイヤレスフラッシュの設置台数は、1グループ最大3台をお勧めします。 被写体が近すぎると、通信用の発光が露出に影響を与えることがあります。 [ワイヤレス通信光量]を[弱]に設定したり、ディフューザーなどで減光したりすると、影響を緩和できます。(ワイヤレス通信光量) |
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カメラに外部フラッシュを取り付ける(ホットシューカバーの取り外し)
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ワイヤレスフラッシュの設定を[RC]モードにして配置する
ワイヤレスフラッシュのチャンネルとグループを設定してください。
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カメラのワイヤレスフラッシュ機能を有効にする
[] [] [ワイヤレスモード] [ON]
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[ワイヤレスチャンネル]を設定する
ワイヤレスフラッシュ側と同じチャンネルを選びます。
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[ワイヤレス設定]を設定する
発光モードと発光量を設定します。
設定項目(ワイヤレス設定)
テスト発光するには、[DISP.]ボタンを押してください。
外部フラッシュ1 |
発光モード |
[TTL]:カメラが自動で発光量を設定します。 [AUTO]2:外部フラッシュ側でフラッシュの発光量を設定します。 [マニュアル]:外部フラッシュの発光量を手動で設定します。 [OFF]:外部フラッシュは通信発光だけ行います。 |
フラッシュ光量調整 |
[発光モード]を[TTL]に設定した場合に、外部フラッシュの発光量を手動で調整します。 |
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マニュアル発光量設定 |
[発光モード]を[マニュアル]に設定した場合に、外部フラッシュの発光量を設定します。 [1/1](フル発光)~[1/128]まで、1/3段ごとに設定できます。 |
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Aグループ/Bグループ/Cグループ |
発光モード |
[TTL]:カメラが自動で発光量を設定します。 [AUTO]1:ワイヤレスフラッシュ側でフラッシュの発光量を設定します。 [マニュアル]:ワイヤレスフラッシュの発光量を手動で設定します。 [OFF]:設定したグループのワイヤレスフラッシュは発光しません。 |
フラッシュ光量調整 |
[発光モード]を[TTL]に設定した場合に、ワイヤレスフラッシュの発光量を手動で調整します。 |
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マニュアル発光量設定 |
[発光モード]を[マニュアル]に設定した場合に、ワイヤレスフラッシュの発光量を設定します。 [1/1](フル発光)~[1/128]まで、1/3段ごとに設定できます。 |
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[ワイヤレスFP]を設定したときは選択できません。
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フラッシュライト(別売:DMW-FL200L)使用時は設定できません。
ワイヤレスFP
ワイヤレス撮影時に、外部フラッシュがFP発光(フラッシュが高速で発光を繰り返すこと)し、速いシャッタースピードでもフラッシュ撮影が可能になります。
[] [] [ワイヤレスFP]を選ぶ
設定: [ON]/[OFF]
ワイヤレス通信光量
通信発光の強さを設定します。
[] [] [ワイヤレス通信光量]を選ぶ
設定: [強]/[中]/[弱]