HDMI機器(HDMI出力)
HDMIケーブルで接続した外部モニターや外部レコーダーに、カメラの映像を出力しながら撮影できます。
HDMI出力制御は撮影時と再生時で異なります。再生時のHDMI出力の設定について(HDMI接続設定)
準備:
カメラと外部モニター/外部レコーダーの電源を切る
-
市販のHDMIケーブルでカメラと外部モニターや外部レコーダーをつなぐ
(A) [HDMI]端子(Type A)
(B) 外部モニター
(C) 外部レコーダー
端子の向きを確認して、プラグを持ってまっすぐ抜き差ししてください。(斜めに差し込むと、端子が変形して故障の原因になります)
誤った端子には接続しないでください。故障の原因になります。
HDMIロゴがあり、4Kに対応したハイスピードHDMIケーブル(Type AーType Aプラグ、1.5 mまで)をお使いください。 |
ケーブルホルダーを取り付ける
付属のケーブルホルダーを使用すると、ケーブルの脱落や端子の破損を防ぐことができます。
カメラを安定したところに置いて作業してください。
例:HDMIケーブルを取り付ける場合
-
(A)を押しながら(1)ケーブルホルダーのクランプ部をスライドさせて取り外す(2)
-
カメラを安定したところに置き、ケーブルホルダーをカメラの取り付け部に合わせて仮固定し(3)、矢印の方向にねじを回して取り付ける(4)、(5)
-
HDMIケーブルをクランプ部に取り付ける(6)
-
クランプ部をスライドさせてケーブルホルダーに取り付ける(7)
-
HDMIケーブルを[HDMI]端子に接続する(8)
ケーブルホルダー装着時にHDMIケーブルとUSB接続ケーブルを同時に接続することもできます。
(B) 10 cm以上たるませる
取り外すとき
取り付けるときと逆の順番で外してください。
付属のUSB接続ケーブル以外は使用しないでください。 HDMIケーブルの太さは直径6 mm以下のものを推奨します。 HDMIケーブルの形状によっては、取り付けることができない場合があります。 |
HDMI出力する映像
HDMI出力する映像は、撮影モードによって異なります。
[]モード
横縦比、解像度、およびフレームレートは、動画メニュー(記録)の[動画画質]の設定に合わせて出力します。解像度とフレームレートは、用途に合わせてダウンコンバートして出力できます。
YUVおよびビット数は、YUVを4:2:2にして出力します。
カード記録 |
HDMI出力 |
4:2:2 10 bit |
4:2:2 10 bit |
4:2:0 10 bit |
4:2:2 10 bit |
4:2:0 8 bit |
4:2:2 8 bit |
解像度、フレームレート
以下のメニューの組み合わせに応じた解像度とフレームレートで出力します。
– 動画メニュー(記録)の[動画画質]
– カスタムメニュー(IN/OUT)の[撮影時HDMI出力]の[ダウンコンバート]
6K/4Kアナモフィック(4:3)動画は、4KまたはFHD解像度で出力します。
詳しくは、「HDMI出力時の画質」をお読みください。(HDMI出力時の画質)
4:3の[動画画質]に設定しているときは、映像の左右に帯を付けて出力します。 10 bitに非対応の機器に出力すると、8 bitで出力する場合があります。 |
[iA]/[P]/[A]/[S]/[M]モード
動画撮影中は、[]モードと同様に出力します。
撮影待機中は、写真メニュー(画質)の[画像横縦比]の設定に合わせて出力します。
– 16:9以外の[画像横縦比]に設定しているときは、映像の左右に帯を付けて出力します。
– 解像度、フレームレート、YUVおよびビット数は接続する機器に合わせて出力します。
HDMI出力についてのお知らせ
出力方法が切り換わるとき、切り換わるまでに時間がかかる場合があります。
撮影中、HDMI出力画像が遅れて表示されることがあります。
HDMI出力中は、電子音や合焦音、電子シャッター音は鳴りません。
本機をテレビに接続して映像や音声を確認するとき、テレビのスピーカーから出る音声を本機のマイクが拾い、異常音(ハウリング)が発生することがあります。その場合は本機をテレビから離すか、テレビの音量を下げてください。
一部の設定画面はHDMI出力されません。
以下の機能で撮影中は、HDMI出力されません。
– 6K/4Kフォト、[フォーカスセレクト]
カメラの温度が上昇すると、[]が表示され撮影が停止したり、機能が一時的に使用できなくなったりする場合があります。カメラの温度が下がるまでお待ちください。