フォーカスセレクト撮影
自動でピント位置を変化させながら、6K/4Kフォトと同じ画質の連写をします。撮影後にピント位置を選んで写真を保存できます。フォーカス合成で、複数のピント位置の合成もできます。
動きのない被写体に適した機能です。
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自動でピントをずらしながら6K/4Kフォト連写
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合わせたいピント位置をタッチ
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お好みのピント位置の写真が完成
撮影時はUHS Speed Class 3以上のカードをお使いください。 撮影後にフォーカス合成する場合は、三脚の使用をお勧めします。 |
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ドライブモードダイヤルを[]に合わせる
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[フォーカスセレクト]の画質を設定する
[] [] [フォーカスセレクト] [6K 18M]/[4K 8M]
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メニューを終了する
シャッターボタンを半押しします。
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構図を決めて、ピントを合わせる
シャッターボタンを半押しします。
AFが働き、画面内のピント位置を検出します。(画面の端を除く)
画面内にピントが合う位置がない場合、フォーカスアイコン(A)が点滅し、撮影できません。
撮影が終わるまで、被写体との距離や構図が変わらないようにしてください。
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撮影する
シャッターボタンを全押しします。
ピント位置を自動で変化させながら撮影します。アイコン(B)が消えると、撮影は自動で終了します。
[記録ファイル方式]が[MP4]の動画で記録されます。(音声は記録されません)
初期設定ではオートレビューが働き、ピント位置を選ぶ画面が表示されます。(ピント位置を選んで写真を保存する)
6K/4Kフォトと同様の画質で撮影するため、撮影機能やメニューに制限があります。 フォーカスセレクト撮影では、フォーカスに関する設定ができません。 以下の機能を使用中は、[フォーカスセレクト]は使用できません。 – [フィルター設定]の[ラフモノクローム]/[シルキーモノクローム]/[ジオラマ]/[ソフトフォーカス]/[クロスフィルター]/[サンシャイン] – [多重露出] |
ピント位置を選んで写真を保存する
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再生画面でフォーカスセレクト画像を選ぶ(写真の再生)
[]アイコンが付いた画像を選び、を押します。
アイコン[]をタッチしても同じ操作ができます。
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ピント位置をタッチする
ピントが合うと緑色の枠が表示されます。
選んだ位置にピントが合う写真がない場合は、赤い枠が表示されます。写真は保存できません。
画面の端は選べません。
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写真を保存する
[]をタッチします。
写真はJPEG形式で保存されます。
ピント位置選択中の操作
テレビに画像を表示して、ピント位置を選ぶことはできません。 |
フォーカス合成
複数のピント位置を合成することで、手前から奥までピントの合った写真を保存できます。
(A) 近い
(B) ピント
(C) 遠い
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ピント位置を選ぶ画面で、[]をタッチする(ピント位置を選んで写真を保存する)
[]ボタンを押しても、同じ操作ができます。
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合成方法を選ぶ
自動合成
合成に適した写真を自動で選び、1枚の写真に合成します。
指定範囲合成
選択したピント位置の写真を1枚の写真に合成します。
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([指定範囲合成]選択時)ピント位置をタッチする
2点以上の位置を選んでください。選択した点には緑色の枠が表示されます。
選択した2点の間で、ピントの合う範囲が緑色で表示されます。
選択できない範囲はグレーで表示されます。
選択を解除するには、緑色の枠が付いた点をもう一度タッチしてください。
連続した位置を選択するには、画面をドラッグしてください。
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写真を保存する
[]をタッチします。
[指定範囲合成]選択中の操作
写真はJPEG形式(写真画質[FINE])で保存され、最も近い位置の写真のシャッタースピード、絞り、ISO感度などの撮影情報(Exif情報)も記録されます。 手ブレによる画像のずれを自動で調整します。その場合、合成時に画角が僅かに狭くなります。 撮影中に被写体が動いた場合や、被写体間の距離の差が大きい場合、不自然な写真に合成される場合があります。 |