ストリーミング機能
本機で撮影中の映像や音声を、ネットワーク経由でストリーミング配信ができます。
本機と、ネットワーク接続された機器のアプリケーションソフト、または本機から配信されるストリーミング映像が受信できるサーバーなどを使用して、ストリーミング配信ができます。
ストリーミング配信を開始するには、アプリケーションソフトから操作する方法と、本機から操作する方法があります。それぞれの方法に対して、本機のネットワーク接続方法について説明します。
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本機の基本設定
Step 1:接続方法に合わせてネットワークを設定する
をお使いの場合、有線LANやUSBテザリングを使用できます。
無線LANで無線アクセスポイントに接続する([インフラ(選択)]/[インフラ(手動)])
Step 2:ストリーミング機能のための設定をする
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[システム]メニュー
[システム周波数]/[記録フォーマット]を設定する。
FHD(1920×1080)の記録フォーマットに設定します。
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[ネットワーク]メニュー
[ネットワーク機能]
[ストリーミング]を選択する。
ストリーミング機能が有効になります。
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[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[ストリーミングプロトコル]でプロトコルを選択する。
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[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[ストリーミングフォーマット]で配信時のフォーマットを設定する。
設定項目について(
ストリーミングフォーマット)
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選択したプロトコルに対応する設定をする。(
Step 3:プロトコルごとの設定と配信開始)
– 「ストリーミングフォーマット」に従ってメニューを設定している
(UHD設定時は利用できません)
( – [システム]メニュー – インターバル記録やバックグラウンド記録を無効にしている |
Step 3:プロトコルごとの設定と配信開始
RTMP(S)
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[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[ストリーミングプロトコル]
[RTMP(S)]を選択する。
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送信先を設定する。(
送信先の設定)
P2 Network Settingソフトウェアを使用して作成した設定用SDカードから送信先を設定することもできます。(
設定ツールを利用して設定を入力する)
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[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[開始]
[入]を選択する。
本機が配信先にネットワーク接続されると、ストリーミング映像の配信を開始します。
ストリーミング映像の配信を停止する場合は、[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[開始]
[切]を選択します。
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RTSP
受信側のアプリケーションソフトやデバイスなど(以下、「受信側」)からの操作で配信を開始します。
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[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[ストリーミングプロトコル]
[RTSP]を選択する。
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必要に応じて、本機で、[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[RTSP 設定]
[待ち受けポート]で待ち受けポートの設定をする。
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受信側で本機のIPアドレスおよびパスを次のように指定して、配信を開始する。
rtsp://(IP アドレス):(ポート番号)/stream
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マルチキャストによる配信
マルチキャスト機能を利用すると、対応ルーターなどを経由して、1本のストリーミング配信を複数のレシーバーに分配できます。
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[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[RTSP設定]
[マルチキャスト]
[有効]を選択する。
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[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[RTSP設定]
[マルチキャストアドレス]および[マルチキャストポート番号]をそれぞれ指定する。
[マルチキャストアドレス]は、次の範囲で設定してください。
– 224.0.1.0~239.255.255.254
[マルチキャストポート番号]は、1024~50000の範囲で設定してください。
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アプリケーションソフトで、本機のアドレスを指定して、配信を開始する。
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設定情報の管理
RTMP(S)の送信先の設定や保存、読み込みができます。
送信先の設定
送信先の情報を設定または参照します。
本機のメニューで送信先を設定する
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[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[接続情報]
[メモリー]を選択する。
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[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[RTMP(S)レシーバーURL]で送信先URLを入力する。
送信先URLを、次の形式で入力します。
– rtmp://(サーバーURL):(ポート番号)/(パス)/(ストリームキー)
– rtmps://(サーバーURL):(ポート番号)/(パス)/(ストリームキー)
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メモリーカード内から送信先を参照する
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送信先の情報を保存したメモリーカードを挿入する。
読み込みと保存を行うカードスロットは、[その他]メニュー
[ファイル]
[ロード/ セーブ用スロット]で設定できます。
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[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[接続情報]
[SDカード]を選択する。
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送信先情報をメモリーカードに保存する
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本機でフォーマットされたメモリーカードを挿入する。
読み込みと保存を行うカードスロットは、[その他]メニュー
[ファイル]
[ロード/ セーブ用スロット]で設定できます。
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[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[セーブ(SDカード)]を選択する。
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[はい]を選択する。
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送信先情報をメモリーカードから読み込む
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送信先の情報を保存したメモリーカードを挿入する。
読み込みと保存を行うカードスロットは、[その他]メニュー
[ファイル]
[ロード/ セーブ用スロット]で設定できます。
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[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[ロード(SDカード)]を選択する。
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[はい]を選択する。
– 本機で保存した情報 – P2 Network Settingソフトウェアで作成した設定ファイル( |
送信先情報をクリアする
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[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[クリア(メモリー)]を選択する。
ストリーミングフォーマット
[ストリーミングプロトコル]の設定により、選択できる項目が異なります。
[システム]メニュー
[システム周波数]
[59.94Hz]のとき
[システム]メニュー
[システム周波数]
[50.00Hz]のとき
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工場出荷値
設定ツールを利用して設定を入力する
ソフトウェアをインストールする
Windows用P2 Network Settingソフトウェアを、次のWebサイトからダウンロードして展開してください。
https://panasonic.jp/support/video/download/index2.html
P2 Network Settingソフトウェアを使用して設定用SDカードを作成する
このソフトウェアで作成されたSDカードは、本機のメニューに読み込むときや、[ネットワーク]メニュー [ストリーミング]
[接続情報]
[SDカード]を選択したときの参照先として利用できます。
設定手順
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P2 Network Settingソフトウェアを起動する。
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「Streaming」タブ
「RTMP」タブを選択する。
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「STREAM DESTINATION URL」に送信先URLを入力する。
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「Export」をクリックしてドライブ選択ダイアログで出力先を選択し、「OK」をクリックする。
リムーバブルドライブ以外には保存できません。