主なアシスト機能
カスタムメニュー(モニター/表示(動画))には、センターマーカーやセーフティーゾーンマーカーなどの表示アシスト機能があります。 |
フリッカー軽減(動画)
動画のちらつきや横しまを軽減させるために、シャッタースピードを固定できます。
[] [] [フリッカー軽減(動画)]を選ぶ
1/50/1/60/1/100/1/120
OFF
[P/A/S/M動画の露出自動制御]が[ON]のときに設定できます。(P/A/S/M動画の露出自動制御) |
SS/ゲイン操作
シャッタースピードやゲイン(感度)の設定値の単位を切り換えます。
[] [] [SS/ゲイン操作]を選ぶ
秒/ISO
シャッタースピードを秒、ゲインをISOの単位で設定します。
角度/ISO
シャッタースピードを角度、ゲインをISOの単位で設定します。
11°~357°の範囲で角度を設定できます。([シンクロスキャン(動画)]を[OFF]に設定時)
[バリアブルフレームレート]で撮影するときは、フレームレートの設定によって、以下の範囲で角度を設定できます。
– 1 fps:11°~45°
– 2 fps:11°~90°
– 12 fps以上:11°~355°
秒/dB
シャッタースピードを秒、ゲインをdBの単位で設定します。
ゲインの設定項目は以下になります。
– 通常:AUTO、0 dB~42 dB
– [拡張ゲイン設定]設定時:−6 dB ~42 dB
0 dBは以下のISO感度に相当します。
– 通常:100
– [フォトスタイル]の[V-Log]/[リアルタイムLUT](ベースフォトスタイルが[V-Log])設定時:500(センサー出力60 fps以下)/250(センサー出力61 fps以上)
– [フォトスタイル]の[ARRI LogC3]/[リアルタイムLUT](ベースフォトスタイルが[ARRI LogC3])設定時:320(センサー出力60 fps以下)/160(センサー出力61 fps以上)
– [フォトスタイル]の[ハイブリッドログガンマ]設定時:250
使用するフォトスタイルによって、ゲインを設定できる範囲は異なります。 [SS/ゲイン操作]を[秒/dB]に設定したときは、以下のようにメニュー名が切り換わります。 – [ISO感度設定(動画)] [ゲイン設定] – [ISOオート下限設定] [オートゲイン下限設定] – [ISOオート上限設定] [オートゲイン上限設定] – [拡張ISO感度] [拡張ゲイン設定] – [ISO感度画面の操作] [ゲイン設定画面の操作] |
WFM/ ベクトルスコープ表示
撮影画面にウェーブフォーム、ベクトルスコープを表示します。ウェーブフォームは、表示サイズを変更できます。
-
撮影モードを[]にする
モードダイヤルを合わせます。(撮影モードの選択)
-
[WFM/ ベクトルスコープ表示]を設定する
[] [] [WFM/ ベクトルスコープ表示]
WAVE
ウェーブフォームを表示します。
VECTOR
ベクトルスコープを表示します。
OFF
-
表示する位置を選ぶ
で選択し、またはを押します。
ジョイスティックを使うと、斜め方向にも移動できます。
タッチ操作でも移動できます。
を回すと、ウェーブフォームの大きさを変更できます。
位置を中央に戻すには[DISP.]ボタンを押してください。ウェーブフォームの場合は、もう一度[DISP.]ボタンを押すと大きさを初期設定に戻すことができます。
画面の表示
ウェーブフォーム
本機のウェーブフォームでは、輝度値を以下として表示します。
0 % (IRE) = 輝度値 16 (8 bit)/64 (10 bit)
100 % (IRE) = 輝度値 235 (8 bit)/940 (10 bit)
-
IRE:Institute of Radio Engineers
(A) 109 % (IRE)(点線)
(B) 100 % (IRE)
(C) 50 % (IRE)
(D) 0 % (IRE)
(E) −4 % (IRE)(点線)
(F) 0 %~100 %の間は、10 %ごとに点線を表示
表示例:
ベクトルスコープ
(G) R(レッド)
(H) YL(イエロー)
(I) G(グリーン)
(J) MG(マゼンタ)
(K) B(ブルー)
(L) CY(シアン)
表示例:
Fnボタンに機能を登録すると、動画撮影中に表示/非表示を切り換えることができます。(Fnボタン) 撮影画面上でドラッグしても位置を移動できます。 ウェーブフォームとベクトルスコープは、HDMI 出力されません。 |
スポット輝度メーター
被写体の任意の位置を指定し、狭い範囲の輝度を測定します。
-
[スポット輝度メーター]を設定する
[] [] [スポット輝度メーター] [ON]
-
輝度を測る位置を選ぶ
で選択し、またはを押します。
ジョイスティックを使うと、斜め方向にも移動できます。
撮影画面上で枠をドラッグしても位置を移動できます。
位置を中央に戻すには[DISP.]ボタンを押してください。
(M) 輝度値
測定範囲
−7 %~109 %(IRE)の範囲を測定できます。
[フォトスタイル]が[V-Log]、[ARRI LogC3]のとき、または[リアルタイムLUT](ベースフォトスタイルが[V-Log]、[ARRI LogC3])でLUTファイルを適用していないときは、Stopの単位で測定します。 (18 %グレーの出力レベルを0 Stopで換算します)
ゼブラパターン表示
基準値より明るい部分をしま模様で表示します。
また、基準と幅を設定して、指定した範囲の明るさの部分をしま模様で表示することもできます。
ゼブラ1
ゼブラ2
ゼブラ1+2
[] [] [ゼブラパターン表示]を選ぶ
ゼブラ1 |
基準値より明るい部分をゼブラ1のしま模様で表示します。 |
|
ゼブラ2 |
基準値より明るい部分をゼブラ2のしま模様で表示します。 |
|
ゼブラ1+2 |
[ゼブラ1]、[ゼブラ2]の両方を表示します。 |
|
OFF |
— |
|
設定 |
基準の明るさを設定します。 |
|
ゼブラ1 |
[50%]~[105%]/[基準/幅] |
|
ゼブラ2 |
[50%]~[105%]/[基準/幅] |
[設定]で[基準/幅]を選択したとき
[基準]で設定した明るさを中心に、[幅]で設定した範囲の明るさの部分をしま模様で表示します。
[基準]は0 %~109 %(IRE)の範囲で設定できます。
[幅]は±1 %~±10 %(IRE)の範囲で設定できます。
[フォトスタイル]が[V-Log]、[ARRI LogC3]のとき、または[リアルタイムLUT](ベースフォトスタイルが[V-Log]、[ARRI LogC3])でLUTファイルを適用していないときは、Stopの単位で設定します。 (18 %グレーの出力レベルを0 Stopで換算します)
[基準/幅]設定時は、[ゼブラ1+2]は選択できません。 |
フレーム表示
設定した横縦比のフレームを撮影画面に表示します。
後工程でトリミング(クロップ)するときの画角をイメージしながら撮影できます。
[] [] [フレーム表示]を選ぶ
ON |
撮影画面に枠を表示します。 |
|
OFF |
— |
|
設定 |
フレーム横縦比 |
枠の横縦比を設定します。 [2.39:1]/[2.35:1]/[2.00:1]/[1.85:1]/[16:9]/[4:3]/[5:4]/[1:1]/[4:5]/[9:16]/[カスタム] |
フレーム色 |
枠の色を設定します。 |
|
フレームマスク |
枠の外側の不透明度を設定します。 [100%]/[75%]/[50%]/[25%]/[OFF] |
[設定]の[フレーム横縦比]で[カスタム]を選択したとき
フレームの横縦比を自由に設定できます。
で中心の位置を移動します。
ジョイスティックを使うと、斜め方向にも移動できます。
撮影画面上で枠をドラッグしても位置を移動できます。
[]で枠の高さ、[]で枠の幅を設定します。
フレームをピンチアウト/ピンチインしても大きさを変更できます。
(N) 中心の座標(画面中央を0とする)
(O) 枠の高さと幅
横縦比は1 %~100 %の範囲で設定できます。
[DISP.]ボタンを押すと、1回目はフレームの位置を中央に戻します。2回目はフレームの大きさを初期設定に戻します。
カラーバー/テストトーン
撮影画面にカラーバーを表示します。カラーバー表示中は、テストトーンが出力されます。
[] [] [カラーバー]を選ぶ
設定: [SMPTE]/[EBU]/[ARIB]
表示を終了するには、を押してください。
SMPTE
EBU
ARIB
テストトーンの調整
テストトーンのレベルは、4段階(−12 dB、−18 dB、−20 dB、MUTE)から選択できます。
、またはを回してテストトーンのレベルを選択する
カラーバーの表示中に動画の記録を開始すると、カラーバーとテストトーンが動画に記録されます。 本機のモニター/ファインダーに表示される明るさや色合いは、外部モニターと異なる場合があります。 |