Panasonic

デュアルコーデック記録機能を追加 [X2100]


デュアルコーデック記録機能を使用できるようになりました。


character_bullet-largeデュアルコーデック記録

character_bullet-largeMOV形式/MP4形式のビデオデータのフォルダー名について(デュアルコーデック記録)

character_bullet-largeサムネール画面のクリップの表示について

character_bullet-largeクリップ情報の表示について

character_bullet-large撮影時の画面表示について

character_bullet-largeワーニングシステム

character_bullet-large同時に使用できない記録機能について


デュアルコーデック記録

メイン記録とサブ記録で異なる記録フォーマットを同時に記録できます。

サブ記録側では、メイン記録側の記録フォーマットより低画質のシーンを記録します。


co_other_dual-codec_rec

(A) カードスロット1(メイン記録)

(B) カードスロット2(サブ記録)

(C) 記録開始

(D) 一時停止


  1. 記録

  1. 低画質のビットレートで記録


  1. [システム]メニュー character_arrow [ファイルフォーマット] character_arrow [MOV]または[MP4]を選択する。

  1. [記録フォーマット]と[デュアルコーデック設定]を設定する。

[システム]メニュー character_arrow [記録フォーマット]

[記録]メニュー character_arrow [デュアルコーデック設定]


[FHD 50Mbps]

50 Mbpsのビットレートで記録します。


[FHD 8Mbps]

8 Mbpsのビットレートで記録します。


bullet02設定項目の詳細について(character_referenceデュアルコーデック記録で設定できる[記録フォーマット]、[デュアルコーデック設定]について

bullet02サブ記録側で記録するクリップの設定は、次のようになります。

– メイン記録側と同じファイルフォーマットで記録します。

– FHD(1920x1080)で記録します。

– メイン記録側の記録フォーマットと同じフレームレートで記録します。

  1. [記録]メニュー character_arrow [2スロット機能] character_arrow [デュアルコーデック記録]を選択する。

bullet02カメラ映像画面の2スロット機能表示に[DUAL 50M]または[DUAL 8M]が表示されます。

bullet02カードスロット2にメモリーカードが挿入されていないなど、デュアルコーデック記録ができないときは、[DUAL 50M]/[DUAL 8M]の表示に斜線が表示されます。

  1. RECボタンを押す。


bullet02カードスロット1に記録できるメモリーカードがない場合、記録を開始できません。

bullet02次の場合は、カードスロット1に通常の記録をします。

– カードスロット2に記録できるメモリーカードがないとき

– カードスロット2のメモリーカードの残量がなくなったとき

bullet02サブ記録側のメモリーカードがエラーになってもメイン側の記録は停止しません。

メイン記録側のメモリーカードがエラーになると、記録を停止します。

bullet02撮影中にメイン記録側のクリップが自動的に分割された場合は、サブ記録側でもメイン記録側と同じ時間で分割されます。

bullet02次の場合は、デュアルコーデック記録ができません。

– [ファイルフォーマット]、[記録フォーマット]を対応していない項目に設定時

– [ネットワーク]メニュー character_arrow [ネットワーク機能]が[切]以外の場合

bullet02デュアルコーデック記録に設定したときは、次のUSERボタン機能が使用できません。

– [レックチェック]

– [最終クリップ削除]

bullet02同時に使用できない記録機能があります。 (character_reference同時に使用できない記録機能について

bullet02ストリーミング機能を使用する場合は、デュアルコーデック記録を無効にしてください。


character_diamondデュアルコーデック記録で設定できる[記録フォーマット]、[デュアルコーデック設定]について

bullet02[デュアルコーデック設定]を[FHD 50Mbps]に設定する場合

[ファイルフォーマット]

[システム周波数]

[記録フォーマット]

サブ記録のビットレート

[MOV]

[59.94Hz]

[2160-29.97p/420LongGOP 100M]

[2160-23.98p/420LongGOP 100M]

50 Mbps

[50.00Hz]

[2160-25.00p/420LongGOP 100M]


bullet02[デュアルコーデック設定]を[FHD 8Mbps]に設定する場合

[ファイルフォーマット]

[システム周波数]

[記録フォーマット]

サブ記録のビットレート

[MOV]

[59.94Hz]

[2160-29.97p/420LongGOP 100M]

[2160-23.98p/420LongGOP 100M]

[1080-59.94p/422ALL-I 200M]

[1080-59.94p/422LongGOP 100M]

[1080-59.94i/422ALL-I 100M]

[1080-59.94i/422LongGOP 50M]

[1080-29.97p/422ALL-I 100M]

[1080-23.98p/422ALL-I 100M]

8 Mbps

[50.00Hz]

[2160-25.00p/420LongGOP 100M]

[1080-50.00p/422ALL-I 200M]

[1080-50.00p/422LongGOP 100M]

[1080-50.00i/422ALL-I 100M]

[1080-50.00i/422LongGOP 50M]

[1080-25.00p/422ALL-I 100M]

[MP4]

[59.94Hz]

[2160-29.97p/420LongGOP 72M]

[2160-23.98p/420LongGOP 72M]

[1080-59.94p/420LongGOP 50M]

[1080-59.94i/420LongGOP 50M]

[1080-23.98p/420LongGOP 50M]

[1080-59.94p/420LongGOP 28M]

[1080-29.97p/420LongGOP 20M]

[1080-23.98p/420LongGOP 24M]

[50.00Hz]

[2160-25.00p/420LongGOP 72M]

[1080-50.00p/420LongGOP 50M]

[1080-50.00i/420LongGOP 50M]

[1080-50.00p/420LongGOP 28M]

[1080-25.00p/420LongGOP 20M]


bullet02[デュアルコーデック設定]を設定するには、事前に次のメニュー設定をしてください。

– [記録]メニュー character_arrow [記録機能] character_arrow [記録モード] character_arrow [標準]

– [ネットワーク]メニュー character_arrow [ネットワーク機能] character_arrow [切]

– [システム]メニュー character_arrow [ファイルフォーマット] character_arrow [MOV]または[MP4]

– [システム]メニュー character_arrow [スーパースロー] character_arrow [切]


MOV形式/MP4形式のビデオデータのフォルダー名について(デュアルコーデック記録)

本機の設定により、フォルダー名の4文字目~8文字目が異なります。

other_mov_folder

  1. 記録設定

M:通常記録、サイマル記録(カードスロット1)、デュアルコーデック記録(メイン記録)

S:デュアルコーデック記録(サブ記録)

T:サイマル記録(カードスロット2)



サムネール画面のクリップの表示について

osd_thumbnail_clip-dualcodec

  1. デュアルコーデック記録

デュアルコーデック記録されたクリップ(メイン記録/サブ記録)に表示します。


クリップ情報の表示について

osd_thumbnail_clip_info_dualcodec_jpn

  1. デュアルコーデック記録

デュアルコーデック記録されたクリップ(メイン記録/サブ記録)に表示します。


撮影時の画面表示について

other_display_status_rec_dualcodec

  1. 2スロット機能 (デュアルコーデック記録)


[DUAL 50M]:

デュアルコーデック記録が有効で、[デュアルコーデック設定]が[FHD 50Mbps]のとき


[DUAL 8M]:

デュアルコーデック記録が有効で、[デュアルコーデック設定]が[FHD 8Mbps]のとき



ワーニングシステム

電源を入れた直後や操作中に異常が検出されると、液晶モニターのカメラ映像画面、タリーランプなどで異常発生を知らせます。記載内容に沿って対応してください。


character_diamondエラーメッセージが表示される場合


アラート

画面表示

内容

動作と対応

カメラ映像画面

[デュアルコーデック記録異常 <スロット2>]

デュアルコーデック記録中に、サブ記録側のメモリーカードに異常が発生しました。

bullet02メイン記録側のメモリーカードの記録は継続します。

bullet02モードチェックのSTATUS画面のワーニング表示欄に [デュアルコーデック記録異常〈スロット2〉]と表示されます。

bullet02メモリーカードを交換するか、不要なクリップを削除してください。

[デュアルコーデック記録異常 <スロット2>]

[〈クリップ数の上限超え〉]

デュアルコーデック記録中に、サブ記録側のメモリーカードにクリップ数の上限を超えて記録しようとしました。

bullet02メイン記録側のメモリーカードの記録は継続します。

bullet02モードチェックのSTATUS画面のワーニング表示欄に [デュアルコーデック記録異常〈スロット2〉][〈クリップ数の上限超え〉]と表示されます。

bullet02メモリーカードを交換するか、不要なクリップを削除してください。


同時に使用できない記録機能について

設定中の記録機能によっては、同時に使用できない記録機能があります。

bullet02表内の記号の意味は、次のとおりです。

○:同時に使用できます。

ー:同時に使用できません。


追加で設定する記録機能

設定中の記録機能

プリレック

リレー記録

サイマル記録

バックグラウンド記録

プリレック


リレー記録


サイマル記録


バックグラウンド記録


デュアルコーデック記録

インターバル記録

スーパースロー記録


追加で設定する記録機能

設定中の記録機能

デュアルコーデック記録

インターバル記録

スーパースロー記録

プリレック

リレー記録

サイマル記録

バックグラウンド記録

デュアルコーデック記録


インターバル記録


スーパースロー記録