[ストリーミングプロトコル]の設定項目を追加
ストリーミング機能で使用するストリーミングプロトコルにSRTクライアント/SRTリスナーが追加されました。
本機の基本設定(SRT)
「本機の基本設定」の説明も参照してください。
Step 3:プロトコルごとの設定と配信開始
SRTクライアント
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[システム]メニュー
[システム周波数]/[記録フォーマット]を設定する。
設定項目について(
ストリーミングフォーマット(SRT))
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[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[ストリーミングプロトコル]
[SRTクライアント]を選択する。
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送信先を設定する。(
送信先の設定)
P2 Network Settingソフトウェアを使用して作成した設定用SDカードから送信先を設定することもできます。(
設定ツールを利用して設定を入力する)
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[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[開始]
[入]を選択する。
本機が配信先にネットワーク接続されると、ストリーミング映像の配信を開始します。
ストリーミング映像の配信を停止する場合は、[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[開始]
[切]を選択します。
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SRTリスナー
受信側のアプリケーションソフトやデバイスなど(以下、「受信側」)からの操作で配信を開始します。
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[システム]メニュー
[システム周波数]/[記録フォーマット]を設定する。
設定項目について(
ストリーミングフォーマット(SRT))
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[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[ストリーミングプロトコル]
[SRTリスナー]を選択する。
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本機で、[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[SRT 設定]で次の項目を設定する。
[ポート番号]で待ち受けポートを設定します。
80番、および他のメニュー項目で設定されているポート番号と同一の値は指定できません。
ストリーミングデータを暗号化する場合、[暗号化方式]で暗号形式を選択し、[パスフレーズ]にパスフレーズを入力します。
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受信側で本機のIPアドレスおよびストリームIDを次のように指定して、配信を開始する。
srt://(IPアドレス):(ポート番号)
SRTリスナーモードでは、ストリームIDは次の値で固定されます。
#!::m=publish,r=PanasonicStream
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設定情報の管理(SRT)
送信先の設定や保存、読み込みができます。
送信先の設定
送信先の情報を設定または参照します。
「メモリーカード内から送信先を参照する」、「送信先情報をメモリーカードから読み込む 」、「送信先情報をクリアする」の説明も参照してください。
本機のメニューで送信先を設定する
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[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[接続情報]
[メモリー]を選択する。
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[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[SRT設定]で次の項目を設定する。
[宛先URL]で送信先URLを次の形式で入力します。
srt://(サーバーURL):(ポート番号)/(パス)
[ストリームID]でストリームIDを入力します。
ストリーミングデータを暗号化する場合、[暗号化方式]で暗号形式を選択し、[パスフレーズ]にパスフレーズを入力します。
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送信先情報をメモリーカードに保存する
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本機でフォーマットされたメモリーカードを挿入する。
読み込みと保存を行うカードスロットは、[その他]メニュー
[ファイル]
[ロード/ セーブ用スロット]で設定できます。
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[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[セーブ(SDカード)]を選択する。
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[はい]を選択する。
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ストリーミングフォーマット(SRT)
[ストリーミングプロトコル]の設定により、選択できる項目が異なります。
[SRTクライアント]または[SRTリスナー]の場合、次のストリーミングフォーマットを選択できます。
[システム]メニュー
[システム周波数]
[59.94Hz]のとき
[システム]メニュー
[システム周波数]
[50.00Hz]のとき
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工場出荷値
設定ツールを利用して設定を入力する
ソフトウェアをインストールする
Windows用P2 Network Settingソフトウェアを、次のWebサイトからダウンロードして展開してください。
https://panasonic.jp/support/video/ag/index.html
P2 Network Settingソフトウェアを使用して設定用SDカードを作成する
このソフトウェアで作成されたSDカードは、本機のメニューに読み込むときや、[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[接続情報]
[SDカード]を選択したときの参照先として利用できます。
SRTクライアント設定手順

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P2 Network Settingソフトウェアを起動する。
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「Streaming」タブ
「SRT」タブを選択する。
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「STREAM DEST. URL」に送信先URLを入力する。
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「STREAM ID」にストリームIDを入力する。
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暗号化する場合は、「Encryption」 を選択し、「PASS PHRASE」 を入力する。
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「Export」をクリックしてドライブ選択ダイアログで出力先を選択し、「OK」をクリックする。

リムーバブルドライブ以外には保存できません。
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メニュー項目の追加
[ネットワーク]メニュー
[ストリーミング]
[ストリーミングプロトコル]
ストリーミング配信のプロトコルを指定します。
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[RTMP(S)] |
RTMPまたはRTMPSで配信します。 |
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[RTSP] |
RTSPで配信します。 |
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[SRTクライアント] |
SRTのクライアントモードで配信します。 |
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[SRTリスナー] |
SRTのリスナーモードで配信します。 |
(工場出荷値:[RTSP])
[SRT設定]
[宛先URL]
クライアントモード時の宛先URLを指定します。
[ストリームID]
クライアントモード時のストリームIDを設定します。
[ポート番号]
リスナーモード時の待ち受けポートを指定します。
(工場出荷値:[2020])
[TTL/HOP リミット]
TTL/HOP リミット値を設定します。
選択できる項目は、次のとおりです。
[1]...[255]
(工場出荷値:[254])
[遅延時間]
パケットが送信されてから、受信側で再生されるまでの時間(ms)を設定します。
(工場出荷値:[120])
[暗号化方式]
配信されるIP 映像の暗号化を設定します。
(工場出荷値:[切])
[パスフレーズ]
暗号化されたIP 映像を復号化するためのフレーズを設定します。
