Panasonic

[ストリーミングプロトコル]の設定項目を追加

ストリーミング機能で使用するストリーミングプロトコルにSRTクライアント/SRTリスナーが追加されました。


character_bullet-large本機の基本設定(SRT)

character_bullet-large設定情報の管理(SRT)

character_bullet-largeストリーミングフォーマット(SRT)

character_bullet-large設定ツールを利用して設定を入力する

character_bullet-largeメニュー項目の追加


本機の基本設定(SRT)

本機の基本設定」の説明も参照してください。


Step 3:プロトコルごとの設定と配信開始

SRTクライアント

  1. [システム]メニュー character_arrow [システム周波数]/[記録フォーマット]を設定する。

bullet02設定項目について(character_referenceストリーミングフォーマット(SRT)

  1. [ネットワーク]メニュー character_arrow [ストリーミング] character_arrow [ストリーミングプロトコル] character_arrow [SRTクライアント]を選択する。

  1. 送信先を設定する。(character_reference送信先の設定

bullet02P2 Network Settingソフトウェアを使用して作成した設定用SDカードから送信先を設定することもできます。(character_reference設定ツールを利用して設定を入力する

  1. [ネットワーク]メニュー character_arrow [ストリーミング] character_arrow [開始] character_arrow [入]を選択する。

本機が配信先にネットワーク接続されると、ストリーミング映像の配信を開始します。

bullet02ストリーミング映像の配信を停止する場合は、[ネットワーク]メニュー character_arrow [ストリーミング] character_arrow [開始] character_arrow [切]を選択します。


bullet02SRTでは、23.98 Hzのストリーミングはできません。

bullet02ネットワークが接続されていないなどの理由により、ストリーミングを開始できないときは、[開始]メニューを選択できません。

bullet02本機からのストリーミング配信の開始/停止の切り換えは、USERボタンに割り当てることができます。 (character_referenceUSERボタンへの機能の割り当て

bullet02メニューやサムネール画面を表示している場合、USERボタンを押して、ストリーミング配信は開始できません。

bullet02URLなどの設定内容については、各ストリーミングサービスのマニュアルなどを参照してください。

bullet02ストリーミングサービスの動作状態によっては、配信できないことがあります。

bullet02配信の範囲は、[ネットワーク]メニュー character_arrow [ストリーミング] character_arrow [SRT設定] character_arrow [TTL/HOPリミット]で調整できます。詳しくは、ご利用のネットワークの管理者にお問い合わせください。

bullet02ご利用の環境に応じて、[ネットワーク]メニュー character_arrow [ストリーミング] character_arrow [SRT設定] character_arrow [遅延時間]で遅延時間を調整できます。詳しくは、ご利用のネットワークの管理者にお問い合わせください。


SRTリスナー

受信側のアプリケーションソフトやデバイスなど(以下、「受信側」)からの操作で配信を開始します。

  1. [システム]メニュー character_arrow [システム周波数]/[記録フォーマット]を設定する。

bullet02設定項目について(character_referenceストリーミングフォーマット(SRT)

  1. [ネットワーク]メニュー character_arrow [ストリーミング] character_arrow [ストリーミングプロトコル] character_arrow [SRTリスナー]を選択する。

  1. 本機で、[ネットワーク]メニュー character_arrow [ストリーミング] character_arrow [SRT 設定]で次の項目を設定する。

bullet02[ポート番号]で待ち受けポートを設定します。

80番、および他のメニュー項目で設定されているポート番号と同一の値は指定できません。

bullet02ストリーミングデータを暗号化する場合、[暗号化方式]で暗号形式を選択し、[パスフレーズ]にパスフレーズを入力します。

  1. 受信側で本機のIPアドレスおよびストリームIDを次のように指定して、配信を開始する。

srt://(IPアドレス):(ポート番号)

bullet02SRTリスナーモードでは、ストリームIDは次の値で固定されます。

#!::m=publish,r=PanasonicStream


bullet02SRTでは、23.98 Hzのストリーミングはできません。

bullet02配信の停止は受信側からの操作で行ってください。

bullet02アプリケーションソフトで配信を開始する操作について、詳細は、各アプリケーションソフトの説明書を参照してください。

bullet02配信の範囲は、[ネットワーク]メニュー character_arrow [ストリーミング] character_arrow [SRT設定] character_arrow [TTL/HOPリミット]で調整できます。詳しくは、ご利用のネットワークの管理者にお問い合わせください。

bullet02ご利用の環境に応じて、[ネットワーク]メニュー character_arrow [ストリーミング] character_arrow [SRT設定] character_arrow [遅延時間]で遅延時間を調整できます。詳しくは、ご利用のネットワークの管理者にお問い合わせください。

bullet02サムネール画面を表示している場合、ストリーミング配信は開始できません。


設定情報の管理(SRT)

送信先の設定や保存、読み込みができます。


character_diamond送信先の設定

送信先の情報を設定または参照します。

メモリーカード内から送信先を参照する」、「送信先情報をメモリーカードから読み込む 」、「送信先情報をクリアする」の説明も参照してください。


本機のメニューで送信先を設定する

  1. [ネットワーク]メニュー character_arrow [ストリーミング] character_arrow [接続情報] character_arrow [メモリー]を選択する。

  1. [ネットワーク]メニュー character_arrow [ストリーミング] character_arrow [SRT設定]で次の項目を設定する。

bullet02[宛先URL]で送信先URLを次の形式で入力します。

srt://(サーバーURL):(ポート番号)/(パス)

bullet02[ストリームID]でストリームIDを入力します。

bullet02ストリーミングデータを暗号化する場合、[暗号化方式]で暗号形式を選択し、[パスフレーズ]にパスフレーズを入力します。


bullet02一般的に、URLはストリームIDのパラメーターが必要になりますが、サービスによってはストリームIDがパスの一部に含まれていることがあります。詳しくは、各ストリーミングサービスのマニュアルなどを参照してください。

bullet02[暗号化方式]を[切]以外に設定していても、パスフレーズが空の場合は、暗号化なしで通信が行われます。


character_diamond送信先情報をメモリーカードに保存する

  1. 本機でフォーマットされたメモリーカードを挿入する。

bullet02読み込みと保存を行うカードスロットは、[その他]メニュー character_arrow [ファイル] character_arrow [ロード/ セーブ用スロット]で設定できます。

  1. [ネットワーク]メニュー character_arrow [ストリーミング] character_arrow [セーブ(SDカード)]を選択する。

  1. [はい]を選択する。


bullet02送信先の設定で対象となる項目のみ保存されます。

bullet02メモリーカード内の送信先情報の保存先ファイル名は変更できません。

bullet02メモリーカードに保存された送信先情報のファイルは暗号化されます。

bullet02プロトコルが RTMP(S)または SRT クライアントの場合、選択しているプロトコルの設定のみが保存されます。

bullet02[RTMP(S)レシーバーURL]または[宛先URL]の先頭文字列(「rtmp://」など)が正しく設定されていないと保存できません。


ストリーミングフォーマット(SRT)

[ストリーミングプロトコル]の設定により、選択できる項目が異なります。

bullet02[SRTクライアント]または[SRTリスナー]の場合、次のストリーミングフォーマットを選択できます。


bullet02[システム]メニュー character_arrow [システム周波数] character_arrow [59.94Hz]のとき

[システム]メニュー

[ネットワーク]メニュー character_arrow [ストリーミング]

[ファイルフォーマット]

[記録フォーマット]

[ストリーミングフォーマット]

[P2]

[1080-59.94p/AVC-G25]

[1080-59.94p/AVC-G12]

[1920×1080-60fps 24M]

[1920×1080-60fps 20M]

[1920×1080-60fps 16M]

[1280×720-60fps 14M]

[1280×720-60fps 8M] character_asterisk

[1280×720-60fps 3M]

[MOV]

[1080-59.94p/422LongGOP 100M]

[1080-59.94p/422ALL-I 200M]

[MP4]

[1080-59.94p/420LongGOP 50M]

[1080-59.94p/420LongGOP 28M]

[AVCHD]

[1080-59.94p/AVCHD PS]

[P2]

[1080-59.94i/AVC-I100]

[1080-59.94i/AVC-I50]

[1080-59.94i/AVC-G50]

[1080-59.94i/AVC-G25]

[1080-59.94i/AVC-G12]

[1920×1080-30fps 14M]

[1920×1080-30fps 6M]

[1920×1080-30fps 1M]

[1280×720-30fps 8M]

[1280×720-30fps 2M] character_asterisk

[1280×720-30fps 1M]

[MOV]

[1080-59.94i/422LongGOP 50M]

[1080-59.94i/422ALL-I 100M]

[1080-29.97p/422LongGOP 50M]

[1080-29.97p/422ALL-I 100M]

[MP4]

[1080-59.94i/420LongGOP 50M]

[1080-29.97p/420LongGOP 20M]

[AVCHD]

[1080-59.94i/AVCHD PH]

[1080-59.94i/AVCHD HA]

[P2]

[720-59.94p/AVC-I100]

[720-59.94p/AVC-I50]

[720-59.94p/AVC-G50]

[720-59.94p/AVC-G25]

[720-59.94p/AVC-G12]

[1280×720-60fps 14M]

[1280×720-60fps 8M]character_asterisk

[1280×720-60fps 3M]

[AVCHD]

[720-59.94p/AVCHD PM]


bullet02[システム]メニュー character_arrow [システム周波数] character_arrow [50.00Hz]のとき

[システム]メニュー

[ネットワーク]メニュー character_arrow [ストリーミング]

[ファイルフォーマット]

[記録フォーマット]

[ストリーミングフォーマット]

[P2]

[1080-50.00p/AVC-G25]

[1080-50.00p/AVC-G12]

[1920×1080-50fps 24M]

[1920×1080-50fps 20M]

[1920×1080-50fps 16M]

[1280×720-50fps 14M]

[1280×720-50fps 8M] character_asterisk

[1280×720-50fps 3M]

[MOV]

[1080-50.00p/422LongGOP 100M]

[1080-50.00p/422ALL-I 200M]

[MP4]

[1080-50.00p/420LongGOP 50M]

[1080-50.00p/420LongGOP 28M]

[AVCHD]

[1080-50.00p/AVCHD PS]

[P2]

[1080-50.00i/AVC-I100]

[1080-50.00i/AVC-I50]

[1080-50.00i/AVC-G50]

[1080-50.00i/AVC-G25]

[1080-50.00i/AVC-G12]

[1920×1080-25fps 14M]

[1920×1080-25fps 6M]

[1920×1080-25fps 1M]

[1280×720-25fps 8M]

[1280×720-25fps 2M] character_asterisk

[1280×720-25fps 1M]

[MOV]

[1080-50.00i/422LongGOP 50M]

[1080-50.00i/422ALL-I 100M]

[1080-25.00p/422LongGOP 50M]

[1080-25.00p/422ALL-I 100M]

[MP4]

[1080-50.00i/420LongGOP 50M]

[1080-25.00p/420LongGOP 20M]

[AVCHD]

[1080-50.00i/AVCHD PH]

[1080-50.00i/AVCHD HA]

[P2]

[720-50.00p/AVC-I100]

[720-50.00p/AVC-I50]

[720-50.00p/AVC-G50]

[720-50.00p/AVC-G25]

[720-50.00p/AVC-G12]

[1280×720-50fps 14M]

[1280×720-50fps 8M] character_asterisk

[1280×720-50fps 3M]

[AVCHD]

[720-50.00p/AVCHD PM]

  1. 工場出荷値


設定ツールを利用して設定を入力する

character_diamondソフトウェアをインストールする

Windows用P2 Network Settingソフトウェアを、次のWebサイトからダウンロードして展開してください。

https://panasonic.jp/support/video/ag/index.html


character_diamondP2 Network Settingソフトウェアを使用して設定用SDカードを作成する

このソフトウェアで作成されたSDカードは、本機のメニューに読み込むときや、[ネットワーク]メニュー character_arrow [ストリーミング] character_arrow [接続情報] character_arrow [SDカード]を選択したときの参照先として利用できます。


SRTクライアント設定手順

co_other_web_p2net-3

  1. P2 Network Settingソフトウェアを起動する。

  1. 「Streaming」タブ character_arrow 「SRT」タブを選択する。

  1. 「STREAM DEST. URL」に送信先URLを入力する。

  1. 「STREAM ID」にストリームIDを入力する。

  1. 暗号化する場合は、「Encryption」 を選択し、「PASS PHRASE」 を入力する。

  1. 「Export」をクリックしてドライブ選択ダイアログで出力先を選択し、「OK」をクリックする。

co_other_web_p2net-2

bullet02リムーバブルドライブ以外には保存できません。


bullet02SRTクライアントの設定をする場合は、Ver.3.00以上のP2 Network Settingソフトウェアを使用してください。


メニュー項目の追加

character_diamond[ネットワーク]メニュー


[ストリーミング]


[ストリーミングプロトコル]

ストリーミング配信のプロトコルを指定します。

[RTMP(S)]

RTMPまたはRTMPSで配信します。

[RTSP]

RTSPで配信します。

[SRTクライアント]

SRTのクライアントモードで配信します。

[SRTリスナー]

SRTのリスナーモードで配信します。

(工場出荷値:[RTSP])


[SRT設定]


[宛先URL]

クライアントモード時の宛先URLを指定します。


[ストリームID]

クライアントモード時のストリームIDを設定します。


[ポート番号]

リスナーモード時の待ち受けポートを指定します。

(工場出荷値:[2020])


[TTL/HOP リミット]

TTL/HOP リミット値を設定します。

選択できる項目は、次のとおりです。

character_bullet-large[1]...[255]

(工場出荷値:[254])


[遅延時間]

パケットが送信されてから、受信側で再生されるまでの時間(ms)を設定します。

(工場出荷値:[120])


[暗号化方式]

配信されるIP 映像の暗号化を設定します。

[切]

非暗号でIP 映像を配信します。

[AES128]

AES128 bit で暗号化します。

[AES192]

AES192 bit で暗号化します。

[AES256]

AES256 bit で暗号化します。

(工場出荷値:[切])


[パスフレーズ]

暗号化されたIP 映像を復号化するためのフレーズを設定します。