拡張機能
Logビューアシストに[LUT選択(ARRI LogC3)]を追加
アップグレードソフトウェアキー(別売:DMW-SFU3A)によって使用可能になる、拡張機能について説明します。
フォトスタイルに[ARRI LogC3]を追加
[フォトスタイル]から[ARRI LogC3]を選択できるようになりました。
[]/[S&Q]モードで、[記録ファイル形式(動画)]を[MOV]または[Apple ProRes]に設定しているときだけ選択できます。
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[フォトスタイル]を選ぶ
ARRI LogC3
ARRI社が提供するLogC3規格のEI800ガンマカーブに準拠したログ動画の設定
(Log撮影する)
ポストプロダクション処理により、階調豊かな映像に仕上げることができます。
– [MP4]の動画画質で撮影できません。 – [MOV]の[420/8-L]の動画画質で撮影できません。 – [Apple ProRes RAW HQ]/[Apple ProRes RAW]の動画画質で撮影できません。 – ISO感度は、下限500、上限51200までに制限されます。 – 輝度レベル設定は[64-940]に固定されます。 – [マスターペデスタル]は使用できません。 – 画質調整は、[シャープネス]と[ノイズリダクション]だけ調整可能です。
#LUMIXPHOTOSTYLE LOGC3:ARRI LogC3 |
Log撮影する
[フォトスタイル]を[ARRI LogC3]に設定すると、Log撮影ができます。ポストプロダクション処理により、階調の豊かな映像に仕上げることができます。
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]または[S&Q]モードにする
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[記録ファイル形式(動画)]を[MOV]または[Apple ProRes]に設定する
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[記録ファイル形式(動画)]
[MOV]/[Apple ProRes]
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[ARRI LogC3]を使用できる動画画質を選ぶ
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[動画画質]
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[ARRI LogC3]を選ぶ
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[フォトスタイル]
[ARRI LogC3]
[ARRI LogC3]用のLUTファイルは、下記からダウンロードできます。 (1) ARRI Look Library (LogC3-to-Rec709) ARRI Look Fileを適用したRec.709色空間用のLUTファイルです。 87種類の多様なLook Fileがご使用いただけます。 (2025年6月現在) (2) ARRI Look Library (log-to-log) 豊富な色情報をもったLog空間のままLookを適用するためのLUTファイルです。 (1)と同様に87種類の多様なLook Fileがご使用いただけます。 (2025年6月現在) (3) ARRI LogC3 LUT Package ARRI LogC3からさまざまな表示デバイスの色空間へ変換するためのLUTファイルです。 (2)のARRI Look Library (log-to-log)を介すことで、目的の色空間に応じたLookに仕上げることができます。 ARRI Look Fileに関しては、下記サイトをご参照ください。 https://www.arri.com/en/learn-help/learn-help-camera-system/image-science/look-files |
[ARRI LogC3]設定時のISO感度
使用できるISO感度の下限は500、上限は51200までになります。
ISO感度が変化する場合は、必要に応じて露出を設定し直してください。
[Dual Native ISO設定]設定時のISO感度
[自動切換]:ベース感度 500/3200(dB表示値は500を基準とする)
オート/500~51200
[低感度]:ベース感度 500
オート/500~4000
[高感度]:ベース感度 3200
オート/3200~51200
[ARRI LogC3]設定時の露出
[ARRI LogC3]のログ特性は、ARRI社が公開している「ARRI_ALEXA_LogC_Curve_in_VFX.pdf」で示す800 ASA (EI 800)に準拠しています。 本機[ARRI LogC3]のログ特性は、ISO感度の設定に依存しません。
ただし、800 ASA (EI 800)で定義されているExposure Stops値から、1.3 stops相当のクリッピングが発生します。
「ARRI_ALEXA_LogC_Curve_in_VFX.pdf」は下記をご参照ください。
本機[ARRI LogC3]のログ特性図
(1) 18 %グレー
(2) クリッピングレベル
[フォトスタイル]を[ARRI LogC3]、[リアルタイムLUT](ベースフォトスタイルが[ARRI LogC3])に設定しているときは、[輝度レベル設定]が[64-940](ビデオレンジ)に固定されます。
撮影データはビデオレンジで記録されます。
HDMI出力はビデオレンジで出力されます。
ウェーブフォームやベクトルスコープはビデオレンジで表示されます。
スポット輝度メーターでは、18 %グレーの出力レベルを0 Stopで表示します。
Logビューアシストに[LUT選択(ARRI LogC3)]を追加
[Logビューアシスト]で[LUT選択(ARRI LogC3)]を選択できるようになりました。
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[Logビューアシスト]を選ぶ
LUT選択(ARRI LogC3)
プリセットまたは[LUTライブラリ]に登録したLUTファイルから適用するLUTファイルを選びます。(LUTライブラリ)
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LUTライブラリに[ARRI 709]を追加
[LUTライブラリ]のサンプルLUTに[ARRI 709]が追加されました。
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[LUTライブラリ]
[ARRI 709]を選ぶ
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