ハイレゾモード
複数回撮影した画像から、解像度を高めた写真を合成します。動きのない被写体の撮影に適しています。[手持ち撮影]をオンにすると、三脚を使わなくても解像度を高めた写真を撮影できます。
合成後の写真は、RAWまたはJPEG形式で保存できます。
[手持ち撮影]を[OFF]にして撮影するときは、カメラのブレを抑えるために、三脚を使用してください。 |
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ドライブモードを[](ハイレゾ)にする
ドライブモードダイヤルを合わせます。(ドライブモードの選択)
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撮影の設定をする
[] [] [ハイレゾモード設定]
手持ち撮影
三脚を使わずに撮影できます。手ブレ補正機能をオンにしてください。
[OFF]のときは、手ブレ補正機能は使用できません。
写真画質
画像を保存するときの圧縮率を設定します。
[連動]/[FINE]/[RAW+FINE]/[RAW]
[連動]に設定しているときは、写真メニュー(画質)の[写真画質]と同じ設定で撮影します。(ただし、[STD.]は[FINE]に変わります)
画像サイズ
合成後の画像サイズを設定します。
画像横縦比:[4:3]のとき
XL(100M):11552×8672
LL(50.5M):8192×6144
画像横縦比:[3:2]のとき
XL(89M):11552×7696
LL(44.5M):8192×5464
画像横縦比:[16:9]のとき
XL(75M):11552×6496
LL(37.5M):8192×4608
画像横縦比:[1:1]のとき
XL(75M):8672×8672
LL(37.5M):6144×6144
RAW画像は常に画像横縦比[4:3](11552×8672)で記録されます。
通常撮影同時記録
[ON]にすると、合成前の写真を同時に撮影できます。1枚目の写真を[画像サイズ]の[L]で保存します。
シャッターディレイ
シャッターボタンを押してから、シャッターが切れるまでの時間を設定します。
[30秒]/[15秒]/[8秒]/[4秒]/[2秒]/[1秒]/[1/2秒]/[1/4秒]/[1/8秒]/[OFF]
被写体ブレの処理
被写体が動いた場合の補正方法を設定します。
[MODE1]:ハイレゾモードの効果を優先するため、被写体ブレが残像のように見えます。
[MODE2]:被写体ブレの残像を抑えますが、補正した範囲ではハイレゾモードの効果は得られません。
[手持ち撮影]が[ON]のときは、[MODE2]に固定されます。
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構図を決めて、カメラを固定する
ブレを検知すると、ハイレゾモードアイコン(A)が点滅します。
[手持ち撮影]を[ON]にすると、アイコンが[]に変わります。
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撮影する
シャッターボタンを全押しします。
初期設定では[シャッターディレイ]が働くため、シャッターボタンを押してからシャッターが切れるまでに間が空きます。
撮影中は画面が黒くなります。
記録動作表示(赤)(B)が点滅します。点滅中は、カメラを動かさないでください。
撮影後の合成処理が終わると続けて撮影できます。
ハイレゾモードでは、以下の設定で撮影されます。 – シャッター方式:[電子シャッター]に固定 – 最小絞り値:F11 – シャッタースピード:1秒~1/32000秒 – ISO感度:上限1600 – フォーカスモード:[AFS]/[MF] 手持ち撮影中は、カメラがブレないようにしっかりと構えてください。ブレが大きいと撮影に失敗する場合があります。 手持ち撮影では、画像の合成に時間がかかることがあります。 極端に明るい場所、または蛍光灯やLEDなどの照明下で撮影すると、色合いや明るさが変わったり、画面に横しまが現れたりすることがあります。シャッタースピードを遅くすると横しまが軽減されることがあります。 本機以外では、ハイレゾモードで撮影した画像を再生できない場合があります。 基準点を表示して、手ブレ状態を確認できます: |