- 6. 特殊な動画撮影
- Log撮影する
Log撮影する
[フォトスタイル] を [V-Log] に設定すると、Log撮影ができます。ポストプロダクション処理により、階調の豊かな映像に仕上げることができます。
[MENU/SET] [] [] [フォトスタイル] [V-Log] を選ぶ
[V-Log] 設定時のISO感度
使用できるISO感度の下限は640 ([拡張ISO感度] 設定時:320)、上限は51200までになります。
[Dual Native ISO設定] の [低感度] や [高感度] で使用できるISO感度の範囲も変化します。
ISO感度が変化する場合は、必要に応じて露出を設定し直してください。
[V-Log] 設定時の露出
[V-Log] のカーブ特性は、「V-Log/V-Gamut REFERENCE MANUAL Rev.1.0」に準拠しています。[V-Log] に設定した場合は、反射率18%のグレーを撮像したときの標準露出が、IREで42%になります。
反射率:18%
反射率:90%
[フォトスタイル] を [V-Log] に設定時
反射率 (%) |
0 |
18 |
90 |
IRE(%) |
7.3 |
42 |
61 |
Stop |
― |
0.0 |
2.3 |
10 bit code value |
128 |
433 |
602 |
12 bit code value |
512 |
1732 |
2408 |
Stopの単位で輝度を表示する場合、本機はIRE 42%を0 Stopに換算します。
[フォトスタイル] を [V-Log] に設定すると、HDMI出力 / SDI出力された映像は暗く表示されます。
[V-Logビューアシスト] を使用すると、LUTデータを適用した映像をHDMI出力 / SDI出力できます。
[MENU/SET] [] [] [V-Logビューアシスト] を選ぶ
LUTファイル読み込み |
LUTデータをカードから読み込みます。 |
プリセット ([Vlog_709]) または登録したLUTデータから適用するLUTデータを選びます。 |
|
LUTデータを適用した映像をHDMI出力します。 |
|
LUTデータを適用した映像をSDI出力します。 |
LUTファイル読み込み
使用できるLUTデータ: –「VARICAM 3DLUT REFERENCE MANUAL Rev.1.0」に準拠した「.vlt」形式 –ファイル名は8文字までの英数字 (拡張子除く) LUTデータは、カードのルートディレクトリー (パソコンでカードを開いたときのフォルダー) に、拡張子を「.vlt」にして保存してください。 |
LUTデータを保存したカードをカメラに入れる
[LUTファイル読み込み] を選ぶ
[MENU/SET] [] [] [V-Logビューアシスト] [LUTファイル読み込み] [スロット1] / [スロット2]
で読み込むLUTデータを選び、[MENU/SET] ボタンを押す
で登録先を選び、[MENU/SET] ボタンを押す
登録済みの項目を選択すると、上書きします。