Log撮影する

[フォトスタイル] を [V-Log] に設定すると、Log撮影ができます。ポストプロダクション処理により、階調の豊かな映像に仕上げることができます。

 

[MENU/SET] arrow_menu [menuicon_video] arrow_menu [menuicon_imagequality] arrow_menu [フォトスタイル] arrow_menu [V-Log] を選ぶ

 

[V-Log] 設定時のISO感度

使用できるISO感度の下限は640 ([拡張ISO感度] 設定時:320)、上限は51200までになります。

[Dual Native ISO設定] の [低感度] や [高感度] で使用できるISO感度の範囲も変化します。

ISO感度が変化する場合は、必要に応じて露出を設定し直してください。

 

[V-Log] 設定時の露出

[V-Log] のカーブ特性は、「V-Log/V-Gamut REFERENCE MANUAL Rev.1.0」に準拠しています。[V-Log] に設定した場合は、反射率18%のグレーを撮像したときの標準露出が、IREで42%になります。

hyo_v-log_l

 

maru_alphabet_a反射率:18%

maru_alphabet_b反射率:90%

 

[フォトスタイル] を [V-Log] に設定時

反射率 (%)

0

18

90

IRE(%)

7.3

42

61

Stop

0.0

2.3

10 bit code value

128

433

602

12 bit code value

512

1732

2408

Stopの単位で輝度を表示する場合、本機はIRE 42%を0 Stopに換算します。

 

V-Logビューアシスト

[フォトスタイル] を [V-Log] に設定すると、HDMI出力 / SDI出力された映像は暗く表示されます。

[V-Logビューアシスト] を使用すると、LUTデータを適用した映像をHDMI出力 / SDI出力できます。

 

[MENU/SET] arrow_menu [menuicon_custom] arrow_menu [menuicon_moniter_display] arrow_menu [V-Logビューアシスト] を選ぶ

LUTファイル読み込み

LUTデータをカードから読み込みます。

LUT選択

プリセット ([Vlog_709]) または登録したLUTデータから適用するLUTデータを選びます。

LUTビューアシスト(HDMI)

LUTデータを適用した映像をHDMI出力します。

LUTビューアシスト(SDI)

LUTデータを適用した映像をSDI出力します。

 

LUTファイル読み込み

使用できるLUTデータ:

「VARICAM 3DLUT REFERENCE MANUAL Rev.1.0」に準拠した「.vlt」形式

ファイル名は8文字までの英数字 (拡張子除く)

LUTデータは、カードのルートディレクトリー (パソコンでカードを開いたときのフォルダー) に、拡張子を「.vlt」にして保存してください。

number_k_01LUTデータを保存したカードをカメラに入れる

number_k_02[LUTファイル読み込み] を選ぶ

[MENU/SET] arrow_menu [menuicon_custom] arrow_menu [menuicon_moniter_display] arrow_menu [V-Logビューアシスト] arrow_menu [LUTファイル読み込み] arrow_menu [スロット1] / [スロット2]

number_k_03sankaku_u_dで読み込むLUTデータを選び、[MENU/SET] ボタンを押す

number_k_04sankaku_u_dで登録先を選び、[MENU/SET] ボタンを押す

登録済みの項目を選択すると、上書きします。